執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと

「電子レンジで解凍するだけ」、「そのままお弁当に」など、使い勝手のよい冷凍食品。でも、体にはいいものなのでしょうか。検証してみました。

冷凍野菜はものによっては栄養価が高い!

調理の手間が省ける冷凍食品。忙しい現代人の強い味方です。ただし、「安全でない食材が冷凍食品に使われていた」など、ちょっと不安になるニュースを聞いたこともあるはず。冷凍食品を安全に活用するにはどうしたらいいのでしょうか。まず、気になるのは「冷凍食品は体に悪いの?」ということです。

現在では、冷凍技術が向上し、冷凍しても食材の味と品質をキープできるようになりました。冷凍することによって、失われる栄養素もほぼないといわれています。特に冷凍野菜は、新鮮なうちに急速冷凍。また、栄養価の高い旬の時期に冷凍されます。流通の段階でも温度管理がきちんとされているので、旬の時期でないときに収穫された野菜よりも、栄養価が高いということもあります。

また、原産国についても、記載が義務化されているので、確認することが可能。有機無農薬野菜など、高品質な冷凍野菜もたくさんあります。冷凍野菜に関しては、表示をチェックして購入すれば、とても使い勝手のよい商品です。パスタソースやカレーなどとなじみやすく、手軽にメニューに野菜をプラスすることができます。また、天候不順で野菜が高騰している時にも強い味方です。

塩分や添加物が気になる冷凍食品も

その一方で、あまり積極的には食べたくないと感じられる商品も。技術が向上し、冷凍食品とは思えないほど美味しい商品がたくさん登場していますが、気になるのが、塩分や添加物です。やはり、ラーメンやチャーハンなどの冷凍食品は、塩分や化学調味料が多め。また、香料や甘味料、着色料などの食品添加物も気になります。また、ミートボールやハンバーグ、唐揚げなどは、安い肉細切れの肉を添加物でくっつけて形成しています。ソースや衣に含まれる塩分も高めです。肉を使った冷凍食品は添加物が多めと覚えておきましょう。

食品添加物は、使用量が法律で決められているもの。今食べたからすぐ病気になるものではなりません。ただし、食品添加物は比較的新しく世の中に生まれたもの。ひとつひとつの成分の安全性は確立されていますが、複数の成分を一気に摂ったときの作用や、食品添加物を長年にわたり取った結果どうなるかというのは未知数。日本では使用可能でも、アメリカやヨーロッパではすでに禁止されているものもあります。

保存料を使わなくてすむのは冷凍食品のメリット

ただ、加工食品の中でも冷凍食品は、保存料を使わなくていいという特徴があります。-18℃以下で保存すると、食中毒や腐敗の原因になる細菌が活動できなくなるため、保存料を添加する必要がないのです。
また、通販の冷凍食品には添加物無添加をうたったものも。冷凍食品を上手に利用して、食生活を手軽においしく充実させましょう。