ダイエットの味方じゃなかったの?カロリー高めの「デブ鍋」特徴5つ

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冬の風物詩・鍋。美味しいし体が温まるし、なによりヘルシー。ダイエット中の強い味方にもなってくれます。……、というのは、すべての鍋に共通して言えることではないので、「鍋ならなんでも低カロリー」と思っている方は要注意。知らぬ間にカロリーが高い“デブ鍋”を食べているかも?

そこで今回は、ビューティーフードアドバイザーの筆者が「鍋のカロリーを高くする」調理法・食べ方をお伝えしていきたいと思います。

油分たっぷりのタレにつける

鍋に入れる具材が野菜やキノコ類とヘルシーなものでも、それをつけるタレが油分たっぷりのものであればカロリーがグンと上がってしまいます。

香ばしくて美味しいごまダレや味のアクセントになるラー油を使うより、ポン酢がオススメです。もしくは、出汁に味がついた鍋をタレを使わずに食べてみてください。

鶏肉の皮ごと入れる

鶏肉の皮からはいい出汁がでて鍋のうま味を増してくれるのですが、気を付けたいのがカロリー。胸肉やもも肉の皮を除くことで約40%近くのカロリーをカットできると言われています。ダイエット中の方は皮を取り除いて。

豚肉を入れる場合は、バラ肉よりも脂質が少ないヒレやもも肉を選ぶとよいでしょう。

煮込むと柔らかくなる野菜ばかり入れる

白菜や水菜、豆苗、ねぎなどの野菜は、煮込むと柔らかくなってかさが減ります。それがまた美味しいし、野菜をたくさん摂れてよいのですが、噛み応えがなく「食べた!」という満足感が得にくいのも事実。

にんじんやゴボウのような根菜類もプラスして食感を楽しみながら、満足度を高めましょう。

油抜きをしない

油揚げや厚揚げ、がんもどきは油で揚げてあるため、そのまま鍋に入れると他の食材がその油を吸いやすくなります。熱湯で1〜2分茹でたり、ザルに乗せて熱湯をかけたりしてしっかりと油抜きをしましょう。

肉や魚、キノコ類、シメのお米は油を吸いやすいので、油たっぷりの食材を入れるときは注意が必要です。

大きな器を使う

鍋の具を取り分ける器の大きさって気にしたことはありますか? 実は、大きい器と小さい器、同じ量を盛り付けても前者の方が少なく見えてしまうんです。

自宅で鍋をつつくとき、特に一人鍋をするようなときは器が大きくても気にならないかもしれませんが、食べ過ぎを防ぐためにも小さい器を使ってみてください。

こまめに箸を置いて取り分けるようにもなるので、早食いを防ぐのにも効果的ですよ。

「今夜は鍋!」という方は、食べ方の参考にしてみてくださいね。

ダイエットの味方じゃなかったの?カロリー高めの「デブ鍋」特徴5つはWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。