軍事パレードに登場したICBM級の「火星15」=8日、ソウル(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は正規軍創設を祝う朝鮮人民軍創建日(建軍節)を迎えた8日、首都平壌の金日成広場で軍事パレードを行い、米全土を射程に収めるとみられる大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の「火星15」や「火星14」などを公開した。

 朝鮮中央テレビがこの日放送した映像によると、軍人の行進に続き、戦車や自走砲の部隊が通った後、多様なミサイルを搭載した移動式発射台(TEL)が登場した。

 火星15と火星14のほか、準中距離弾道ミサイル(MRBM)「北極星2」、中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」などは確認されたが、北朝鮮がこれまで公開したことのないミサイルや兵器は映像からは確認されなかった。