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「infoverre TOUCH B’s 」の外観(同社資料より)

煮詰まった時に紙のノートやPC、あるいはタブレットで円や四角でキーワードを描きながら頭を整理することで、不思議なことに現在やるべきことや新たな方向性が見えてくるといった経験をしたことは無いだろうか?ルネサンス期に活躍したレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿ではないが、平面に並ぶ情報の図を使った整理には、何か新しいものを生み出す力を感じる時がある。あらたな価値創造に向かうAGC旭硝子(旭硝子)は、グループディスカッションを推し進めるテーブルトップ型ガラスサイネージ「infoverre(インフォベール)TOUCH B's(ビーズ)」を開発したことを8日、発表した。

"infoverre(インフォベール)"は、従来のデジタルサイネージの概念を覆すスタイリッシュなコンセプトで製品化されている。常温・常圧で接着する特殊樹脂での施工により、窓硝子に液晶ディスプレイが直接貼合する"ガラス一体型"のサイネージは視認性も高く、スペースを取らない。既存のガラスにも設置可能なコンセプトは商業施設や公共施設など、未来的な新しいサイネージの形を期待させる。

2015年のミラノ万博では、未来のレストランをイメージとした展示も披露されており、同社は公式サイト「AGC HUB」(デジタルサイネージの進化によって、すぐ目の前に情報がある日常が訪れる)でその紹介を行っている。また"近い将来、自宅の壁に設置することでスマホやPCと連携する日が来るかもしれない"となんとも楽しそうな未来を提案しているが、2015年には"ミラー越し"の情報発信を可能とする「infoverre MIRROR」を発売するなど、情報発信の新しい形を提案しつづけている。

アプリケーションソフトのイメージ(同社資料より)

今回同社が発表したのは、まさしく"アイデア"を生み出すグループディスカッションへの形。広い視認性、操作性の高いタッチ機能を研鑽したinfoverre TOUCHに、グループディスカッション機能を追加した「infoverre(インフォベール)TOUCH B's(ビーズ)」を伊藤忠テクノソリューションズ、ウーマ、ノートスペースと共に開発した。デジタルカードやAIファシリテーションツールなど議論を活発化させるソフトウェアを搭載し、任意のタイミングで保存できるなど効率的な会議が期待できそうだ。本日より品川区のオープンイノベーション空間「DEJIMA」で一般企業や教育現場で使用することを想定した試験運用を開始している。

同社は、2015年に新経営方針「AGC plus」を発表しているが、コアとなる技術を活かした多様性を軸に新たな製品やサービスへと取り組んでいる。今後とも方針に則り、世の中に"安心・安全・快適"を、お客様に"新たな価値・機能"をプラスにする製品作りを目指していくことを述べている。