ニコンが2月8日に発表した2017年度第3四半期(3Q、4月〜12月)の連結業績は、売上高が5252億6200万円(前年同期比7.2%減)と下がったものの、営業利益が2.2倍以上にあたる414億9100万円(同123.2%増)、税引前利益が403億3700万円(同88.1%増)、四半期利益(親会社所有者に帰属)が223億900万円(同56.7%増)と大幅な増益だった。
 映像事業とヘルスケア事業が低調だったが、精機事業が好調で、眼科診断分野が堅調に推移した。映像事業は、レンズ交換式デジタルカメラやコンパクトデジタルカメラ市場の低調による販売台数の伸び悩みが売上減の原因だが、営業利益が高精細な描写と高速連続撮影を両立させたデジタル一眼レフカメラ「D850」が好評で大幅な増益だった。

 このような状況に伴って通期連結業績予想は、売上高が7200億円(前回予想は7100億円)、営業利益が530億円(同450億円)と、税引前利益が520億円(同450億円)に変更。当期利益(親会社所有者に帰属)は300億円を変更していない。