韓国の文学作品を手に取る外国人記者(文化体育観光部提供)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】平昌冬季五輪の開幕(9日)を控え現地の韓国北東部で取材活動を本格化させる世界各国・地域のメディアが、韓国文学にも関心を寄せている。

 韓国文化体育観光部は8日、メディア関係者の宿泊施設である江陵メディア村に韓国文学広報館を設け、外国語に翻訳された韓国の文学作品の閲覧、貸し出しサービスを行っていると伝えた。21の言語に翻訳された古典から現代までの160作品、約4000冊を貸し出している。132作品は電子書籍で利用可能だ。

 貸し出しが最も多いのは、「菜食主義者」や「少年が来る」などの小説で知られる女性作家、韓江(ハン・ガン)の作品だ。2016年に「菜食主義者」で英文学賞のブッカー国際賞を韓国人で初受賞している。孔枝泳(コン・ジヨン)の「私たちの幸せな時間」、ピョン・ヘヨンの「マンホール」など、海外でも名を知られる作家の作品も関心を集める。

 金恵順(キム・ヘスン)の「豚だから大丈夫!」、文化体育観光部長官を務める都鍾煥(ト・ジョンファン)の「揺れながら咲く花」(原題)などの詩集も人気があるという。

 文化体育観光部は大会終盤の22日から4日間、外国のメディア関係者に韓国文学作品をプレゼントするイベントを行う。

 同部関係者は「メディア関係者は主に取材のため移動するバスや宿泊施設で韓国の文学作品を読んでいる。平昌五輪がスポーツにとどまらず、優れた韓国文学を世界に知らしめる契機になれば」と話した。