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米Microsoftは2月7日 (現地時間)、Windows 10の開発プレビュープログラム「Windows Insiders」のFastリングに「Windows 10 Insider Preview Build 17093」をリリースした。HDRビデオやマルチGPU用の設定、Windows 10 Sデバイスでのパスワードレス認証、Bluetoothデバイスの簡単ペアリング/接続など、たくさんの新たな試みが行われている。

300nits以上の輝度などHDRビデオを再生する条件を満たすディスプレイを備えたデバイスが増えているが、HDRで再生するにはキャリブレーションが必要になる。そこでビルド17093に、フィードバック収集を目的に開発初期段階のキャリブレーション・ツールを実装した。設定のビデオ再生で「Stream HDR video」をオンにすると、HDRビデオ用のキャリブレーションが行われる。HDRビデオ再生はデフォルトで最大の明るさを使用し、バッテリー消費が増加する。そのため電源管理で、バッテリー動作時にHDRビデオ再生でディスプレイの明るさを上げないように設定することも可能。

マルチGPUシステムでは、グラフィックスの詳細設定からマルチGPU用の設定ページを利用できる。たとえば、CPU統合のGPUとディスクリートGPUを使用できる場合、アプリケーションごとに「Power savingモード」 (統合GPU)や「High performanceモード」(ディスクリートGPU)を割り当てられる。ゲームバーも改善された。ダークモードとライトモードを選択でき、新たにデザインされたボタンからゲーム配信「Mixer」のキャプチャ、マイク/カメラのオン/オフ、タイトルの編集などにアクセスできる。

アプリやオンラインサービスを使う上で避けられないパスワード。安全のためには複雑にすると使いにくくなってしまう。そのジレンマを解決するのがパスワードレスだ。Windows 10 SデバイスでAuthenticatorアプリをダウンロードし、Windows Helloを設定することで、パスワードを入力することなく安全にアプリやサービスにアクセスできる環境を作れる。他にもセキュリティ面では、設定で「Windows Defender」を「Windows Security」に改め、ページデザインを改善した。

Bluetoothデバイスの簡単接続は、Windowsが対応するBluetoothデバイスを検出すると通知を表示、ユーザーはワンクリックでペアリングと接続を完了できる。「Surface Precision Mouse」が、このワンクリック接続をサポートする最初にデバイスになり、デバイス・パートナーにもサポートが拡大するという。

これらのほか、Microsoft Edgeのフルスクリーン・モードにおいて、Edgeのフレームが取り除かれ、画面全体にコンテンツが広がるようになった。また印刷に、広告などを省いてコンテンツだけを印刷する「Clutter-free printing」というオプションが加わった。ラテンスクリプト言語では、Touch Keyboardにおいて、最大3言語まで、言語を切り換えずに複数の言語をタイプしても入力予測機能が自動的に言語を判断してくれる。