(株)中西食品(TSR企業コード:840085141、法人番号:3480001006788、阿南市下大野町渡り上り7−8、登記上:同市富岡町玉塚3−1、設立平成8年5月、資本金1500万円、中西啓社長)は1月31日、破産手続きを立石量彦弁護士ほか1名(弁護士法人リーガルアクシスあなん共同法律事務所、同市富岡町西石塚1−6、電話0884−22−5800)に一任した。
 負債総額は約1億5000万円。

 戦前から豆腐製造を手掛けていた中西家が、昭和45年に屋号を中西食品工業に改めて現在の事業の礎を構築、発展してきた食品製造業者。法人化後は徳島県外にも販路を拡大、3工場で豆腐、豆腐加工品、油揚、惣菜を製造して、ピーク時には約4億5000万円の年間売上高を計上していた。
 しかし、原価コストの上昇を吸収できずに赤字を計上するようになると、抜本的な改善策を見出せずに採算性は悪化の一途をたどっていた。得意先への出荷量が落ち込んだため、同業他社のOEM生産によって生産量の維持に努めていたが、前社長が死亡した26年頃から営業環境はさらに悪化。29年春以降は出荷量も低下して生産体制の維持が困難となり、今回の措置となった。