マツダは7日、平成30年3月期連結業績見通しを上方修正した。

 売上高予想を従来より1500億円多い3兆5千億円(前期比8・9%増)、経常利益予想を70億円多い1700億円(21・9%増)に引き上げた。販売台数に占める価格の高い車種の比率が上がって収益性が改善したことや、対ユーロなどで円相場が円安傾向で推移したことが要因。営業利益と最終利益の見通しは据え置いた。

 同時に発表した29年4〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比8・5%増の2兆5479億円、営業利益が5・1%増の1071億円、最終利益は6・2%増の849億円と増収増益だった。

 4〜12月期をみると、販売台数は米国が5%減の22万台、中国は8%増の24万5千台。中国が米国を抜いて同社にとって最も販売台数の多い国となった。

 藤本哲也常務執行役員は同日の決算発表会見で、「米国での販売台数減を厳しく受け止めている」と強調。販売店のネットワーク強化などで挽回を目指すという。