小泉今日子さんの不倫宣言が話題になっています。

ことの発端は、小泉今日子さんが個人事務所の公式サイトで発表した、所属事務所からの独立の報告でした。

速報で読んだ筆者の周囲でも、「ん?ん?えーと、どういう意味?」という声が噴出しました。

「独立することになりました」(あーそうなんだ、そんな噂もちょいちょい流れていたもんねー)
「デビューから36年もの間、育て守って頂いたことに返しきれないほどの恩を感じておりますが、50代になり残りの人生を意識した時にこのままでいいのかという疑問が心に生じました」(なるほど。50代の再出発ってカッコいいよなー。まぁ、キョンキョンくらい地位を確立したからってこともあるけどー)
「俳優豊原功補氏は同じ夢を追う同士だと思っております。また一部の週刊誌などで報道されている通り恋愛関係でもあります」(あー、オトナの恋愛とか、噂になってたもんなー)

「事実ではない記事も多く、豊原氏の関係者の皆様にはご迷惑お掛けしております」(あー、そういうこともあるだろうなー)と、ここまでは、普通に、ふむふむと字ヅラを追っていたのです。が、

「豊原氏にはご家庭があります」で、ん?となり、

「最初に写真誌に記事が掲載された時、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました。その結果、事は思わぬ方向に動いてしまったまま数年の時を過ごしてしまいました。インターネットや雑誌などには既に離婚されているという誤った情報が流布されており、そのためにご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました」

の時点で、「ん?」が「は?」に変わった。さらに、

「この一連の報道に対して豊原氏からの発言の機会を奪ってしまったのも私の行動に一因があったのかもしれません。このようなことになりご家族にはお詫びの言葉もございません。そして今まで自らが発言しなかったことには後悔の念しかありません」で、ちょっと何を言っているのかよくわからない……となってしまいました。

小泉今日子さんは、本人が執筆している雑誌のエッセイや新聞での書評コラムでも、独特の、ちょっとズラしを入れたニュアンスのある文章を書きます。それが魅力とされているので、小泉今日子さんらしい語り口だと言えばそうなんですが、正直、読みにくい。

公表後、都内の稽古場で、告白の意図をマスコミに直撃された小泉さんが、「(お手紙を)よく読んでください」と発言していましたが、「それが、よくわかんないんだよ……」という気持ちです。

本人が「恋愛関係」と呼ぶ、一般的には「不倫」という関係だということはわかりました。でも、「このようなことになりご家族にはお詫びの言葉もございません」の「このような」は、どこにかかるのでしょう。

キョンキョン、隠すのやめたってよ?

「不倫関係を詫びてるんじゃなくて、詫びてるのは、キョンキョンがスタッフに“よしなに”と頼んだことで、既婚者の豊原功補さんが、既婚者ですって言えなくなっちゃったってことにだよね?でもこれおかしくない?」というのが、周囲の多くの意見です。言うか?自分から?わざわざ?

「ご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました」という部分にも、「え、それでよくない?なんで、わざわざひっぱり出すようなことを書くの?意図がわからない」という意見が多かった。

確かに、「生きているのに、存在しないような扱いを受けるのは人間として不当である。そこに光をあてるべき」という状況はあります。たとえば、国の発展の裏側で飢餓に苦しむ子供とか。でも、これ、不倫でやるかな……。不倫している側としては、日陰の身ですから、光をあびるべきは妻のほうです。でも、こういう光の当て方って……どうなんでしょう。

「事務所から独立して、後ろ盾がなくなった。ってことで、今後マスコミがあることないことでっちあげて不倫を騒ぎ立てるに違いない。だから、先手を打ったんじゃないか」というのが、周囲の意見の中では、いちばん信ぴょう性を感じます。ある意味、保身ですね。

いずれにしても、キョンキョンは、キョンキョンだけは、スッキリしたことでしょう。

秘密をもっていたり嘘をついていたり。後ろめたいことを隠していると、それを握られたときに、圧倒的に不利です。これだけ芸能界で不倫が取りざたされていて、世間話的に、「サイテーだよね!不倫って!」となったときにも、「う……うん。そうだよね……」となってしまいます。単純に、隠してるのがめんどうくさくなってしまったのかもしれません。

大人の女性が、「恋愛関係にあります」という相手がいるのはステキだと思います。同じ志をもつ、パートナーとして頼りになる人がいるのも憧れます。でも、結婚している相手と恋愛関係になってしまってはダメなんですよ……。それができなかったとしても、隠し通して墓場までもっていくべきなんですよ……。

直後に行なわれたお相手の豊原さんの記者会見も見ましたが、こちらもなんともガッカリな内容でした。豊原さんについて、筆者は、「イケメンだけどキャラ的に残念な人」の役を演じるとピカイチだと思っているのですが、今回の記者会見は、「イケメンだけど残念な人」を演じているんじゃないかと思ったくらいです。「波風を立てたくない」っていう気持ちが見え見え。仕草や声はカッコこよく、ファッションはオシャレでしたが、それだけに、ダサかった。

「石は俺に投げてくれていい」とか言ってましたけど、投げませんて。そういうことじゃないんですよね……。こちらも、頓珍漢というか、争点のズラしを感じました。

小泉今日子さんには恋愛感情がある。妻子や親族も大切。妻には、長年連れ添ったなりの愛情がある(から、離婚したいという強い気持ちはない)というようなことを繰り返し言っていましたが、これ、世の中にごまんとある、ダラダラと不倫が続く典型です。

不倫が終わるのは、彼女のほうが結婚してくれと騒ぐか、妻が離婚するor彼女と別れろと騒ぐか、いずれにしても、双方どちらかの女性がワチャワチャと言い出すからです。すると男性は面倒くさくなったり、うるさい方に冷めたり、うるさい方を黙らせるために判断したりして、不倫が終結するのです。

小泉今日子さんは結婚する気はないと言っていますから、妻が離婚すると騒がなければ、状況は膠着します。つまり、豊原さんは決断する必要がないんですね。ベストポジションです。やれやれ。まぁ、3人で解決してください。

「奥さんの立場なくて私だったら寝込む」「結婚後も恋人同士みたいにイチャイチャしてる夫婦も気味が悪いけど……」。今回の不倫宣言騒動について、働く女性はどう感じたのでしょうか。〜その2〜に続きます。

「けじめ」として墓場までもっていくという発想は、なかったんだろうか……。