福を呼ぶとされている節分の縁起物、恵方巻き。近年ではコンビニやスーパー、百貨店で季節商品として定着している。しかし、その一方で厳しい販売ノルマや大量廃棄が問題となっており、店頭に並ぶことすらなく、工場から直接廃棄されるものも多いという。

そんななか、兵庫県のスーパーが「もうやめにしよう」というキャッチコピーとともに「今年は恵方巻きを昨年実績で作ります。欠品の場合はご容赦を」と書かれたチラシを作ったところ、激励の電話やメールが多く届いたという。

この一連の出来事についてTwitterでは

“恵方巻き大量廃棄。流行らすのは結構。ちゃんとあとの事を考えてからにしろ”
“売れさえすれば良いという時代はもう終わっていると思います”
“「完全予約制」だと「予約獲得ノルマ」が発生するに決まってるから、特にコンビニは導入しちゃダメ”

と大量廃棄や予約ノルマついての批判や、メディアにも責任の一端があるという声が相次いでいる。

また、これらの問題は恵方巻きに限らず、そろそろその日が近づいてきたバレンタインなど、その他のイベントについて言及するツイートも多い。

“クリスマスケーキやバレンタインチョコも時期外れに破格値で販売されているけど”
“バレンタインもクリスマスも煽るのをやめよう、やりたい人だけがやればいい事。メディアや業者に乗せられるって主体性のない証拠。ダサいよね”
“これバレンタインにも同じこと言えるよね
というか食が絡んでる記念日は全部こうじゃないの?
“バレンタインもそう、人間の金儲けのため。企業に踊らされるな”

等々だ。

バレンタインといえば、高級チョコレートブランドのゴディバが「義理チョコをやめよう」という広告を新聞に掲載し、賛否が分かれていた。だが、チョコをもらえない男性陣(?)からは、

“恵方巻きついでにバレンタインもクソだからやめようぜ”
“可愛い女の子からチョコレートもらえない人生でつらいからバレンタインはもう来年から無しにしてほしい”
“恵方巻きの大量廃棄の波を受けてバレンタインのチョコも規制かかればいいのに。本命以外は禁止すれば6割くらいの男はこっち側に来るんじゃねーかな”

とバレンタインのイベント自体をやめてほしいという声も。話は思わぬ方向に広がっているが、重要なのはイベントごとに踊らされないことだろう。

(飛鳥 進)

■関連リンク
「もうやめにしよう」…恵方巻き大量廃棄、チラシで異議
https://www.asahi.com/articles/ASL253WF8L25UTIL01J.htmlゴディバ「義理チョコをやめよう」 日経新聞に広告載せた理由を聞く
https://withnews.jp/article/f0180205001qq000000000000000W00o10101qq000016741A