(写真提供=SPORTS KOREA)チャ・ジュンファン

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(写真提供=SPORTS KOREA)チャ・ジュンファン


平昌五輪の開幕を3日後に控えた2月6日に、開催地の江陵(カンヌン)で練習を行ったフィギュアスケート男子シングル韓国代表のチャ・ジュンファン。

彼がこの日、日本の羽生結弦について、強気なコメントをして話題を呼んでいる。

「羽生を見ているようだ」とオーサーコーチも評価

そもそもチャ・ジュンファンは、男子シングルに出場する唯一の韓国代表選手だ。

昨季のジュニアグランプリ(GP)ファイナルで銅メダルに輝いた16歳の新星。

韓国選手が同大会で表彰台に上るのは、キム・ヨナ以来11年ぶりのことで、男子選手としては史上初めての快挙だった。

チャ・ジュンファンが師事しているのは、羽生が指導を受けるブライアン・オーサーコーチ。

かつてキム・ヨナを金メダリストに導き、現在もハビエル・フェルナンデス(スペイン)などトップ選手を教える名指導者だ。

そのオーサーコーチも、チャ・ジュンファンの才能を認めている。

「チャ・ジュンファンを見ていると、まるで10代のころの羽生を見ているようだ。彼は羽生が同年代の頃にしていた演技をしている。これからが楽しみな有望株だ」

また、オーサーコーチが今大会、日本でもスペインでもなく、韓国代表所属のスタッフとして登録したことからも、チャ・ジュンファンに対する期待の高さがうかがえる。

こうした実績と評価に加え、幼少期には子役としても活躍した甘いマスクも相まって、チャ・ジュンファンは国内で絶大な人気を集めている。

羽生結弦について強気のコメント

そんなチャ・ジュンファンは、韓国でも名が知られている羽生と同門ということから、これまで羽生と比べられることが少なくなかった。

しかしこの日、チャ・ジュンファンは、自身が羽生と比較されることに対して、こう語ったのである。

「そうしたことは、特に気にしていません。(羽生と比べられることも)何とも思っていませんよ。競技が始まるまで、自分のことだけを考えるタイプなんです」

五輪2連覇を狙う日本のエースについて、意に介す素振りも見せなかったわけだ。

振り返れば、国内の代表選抜戦でも最後の最後で大逆転勝利を収めて平昌行きを決めたが、彼のメンタルの強さを改めて感じる発言だといえるだろう。

カナダで羽生と会話

また、チャ・ジュンファンは、1月12日からカナダのトロントで羽生と同じリンクで練習を行っていたが、そこで羽生とこんなコミュニケーションをとったとも明かしている。

「簡単なあいさつを交わして、一言二言は会話もしましたが、長く話はできませんでした。カナダまで行って、五輪に向けた最後の練習をしたわけですから、お互いにプログラムに集中していて、時間がなかったんです」

つまり、それほどチャ・ジュンファンは、自身の練習に集中していたということだろう。

ちなみに、過去に韓国のフィギュア選手キム・ジンソは、羽生が韓国語であいさつしてくれると話していたが、チャ・ジュンファンと羽生がどの国の言葉で話をしたのかは不明だ。

(参考記事:「羽生結弦が韓国語で挨拶する」フィギュア選手キム・ジンソとは何者!?

いずれにしても、今回のコメントによって、改めてチャ・ジュンファンにスポットライトが当たったことは間違いない。

羽生と比べたがる周囲の視線を気にも留めず、自分自身の演技に集中するチャ・ジュンファン。

本番での演技には、韓国中が注目している。

(文=S-KOREA編集部)