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楽天株式会社は7日、同社が直営で運営するフリマアプリ「ラクマ」と、楽天グループの株式会社Fablicが運営するフリマアプリ「フリル」について、サービスを統合して、サービス名称を「ラクマ」にすると発表した。統合は2月26日に行われる。

同社によると、「ラクマ」は、30代男女がメインユーザーで、「フリル」は、主に10〜20代女性の利用が多かった。この2つが統合することで、より多くの人が集まり、より充実した品揃えを提供する、新たなプラットフォームとして生まれ変わるとしている。

また、運営やマーケティングの効率化が図れるほか、不正出品物検知の技術や、ユーザーとのコミュニケーションに関するノウハウも融合させ、より安心・安全なプラットフォームを構築するとしている。

統合は、「フリル」にユーザーとデータを集約するという形で、「フリル」ユーザーはそのまま利用を継続できる。「ラクマ」ユーザーに関しては「フリル」に移行することとなり、「ラクラクお引っ越しツール」を使えば、「ラクマ」で販売中の出品物とこれまでの評価データを「フリル」にコピーできる。

なお、「ラクマ」については、3月以降に機能制限が開始され、2019年中にサービスが終了となる。

発表資料
URL:https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/0207_01.html?year=2018&month=2&category=corp%20ec
2018/02/07