Image: SpaceX/YouTube

火星移住に向かって一歩前進です。

27個の(第一段階)巨大エンジンを抱え、現時点で世界最大のパワーを持ったSpaceX(スペースX)のロケット、Falcon Heavy(ファルコン・ヘビー)。火星移住を目標に開発が進められてきたわけですが、先日イーロン・マスクが宣言した通り、2月6日(日本時間7日早朝)に打ち上げが行なわれ無事に成功したようです。

サイドブースターの地上回収も成功したとのこと。ファルコン・ヘビーの3つのブースターのうち、2のサイドブースターが同時に着陸しました。かっこいい…。

政府機関ではなく、民間がこれほどのパワーを持ったロケットを打ち上げたのは史上初とのこと。しかもロケットは再利用ということで人類の火星移住の夢は実現に向けて一歩近づいたことになります。

そして話題を集めているのが、ファルコン・ヘビーに積載されたTesla(テスラ)の「ロードスター」からのライブ映像です。

えー何これ!!です。これはCGでもアニメでもなく、現実に起きているライブ映像。マスクは以前から「ファルコン・ヘビーには自分の赤いロードスターを載せるんだ」と宣言していたのですが、これもしっかり実現しました。マスクの「どうやら地球の周りで軌道に乗っている車がいるようだ」というコメントが何ともニクイですね。

車のフロントガラスを越えて、真っ青な地球が見える…こんなの、SF映画でも見たことなかったですよ。ダッシュボード部分のディスプレイには「DON'T PANIC!(パニクるな)」という言葉が表示されています。これはマスクが10代の時に読んでから大ファンというSF小説の金字塔『銀河ヒッチハイク・ガイド』へのオマージュです(作中に出てくる、ヒッチハイクガイドという本の表紙にこの言葉が書かれています)。

Starman in Red Roadster

A post shared by Elon Musk (@elonmusk) on

打ち上げ直前にはロードスターの画像もInstagramにアップロードしてファンの気持ちをしっかり掴んでいたわけです。いまだかつて車がこれほどまでカッコよく固定されたことがあったでしょうか。

このロードスターも今は地球から離れて火星へと向かっています。The Guardianによると、ロードスターが火星へと突入する可能性は極めて低く、計画通りのコースを保てば、太陽系の中で半永久的に周回することになるだろうとのことです。

Image: YouTube
Source: YouTube, Twitter, Business Insider, Instagram, The Guardian,

(塚本 紺)