北朝鮮の応援団らを乗せたバスが韓国入りした=7日、都羅山(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】9日開幕の平昌冬季五輪で南北の選手に声援を送る北朝鮮の応援団229人と、金日国(キム・イルグク)体育相ら北朝鮮オリンピック委員会関係者4人、テコンドー演武団26人、記者団21人の計280人が7日午前9時半ごろ、朝鮮半島西側の京義線陸路から韓国入りした。ソウル北方の都羅山にある南北出入事務所に到着した一行はバスに乗り、平昌五輪開催地の北東部・江原道に移動する。

 オリンピック委員会関係者は平昌市内のホテルに、応援団とテコンドー演武団、記者団は麟蹄郡の宿泊施設に滞在するとみられる。

 応援団は北朝鮮選手とアイスホッケー女子の南北合同チームが出場する試合だけでなく、韓国選手が出場する一部の競技でも応援を繰り広げるようだ。

 テコンドー演武団は韓国のテコンドー演武団と共に計4回の公演を予定する。9日に五輪開会式の事前公演を行い、10日に江原道束草市の江原進路教育院、12日にソウル市庁多目的ホール、14日にソウル・MBC本社のホールで演武を披露する。

 韓国と北朝鮮は1月9日の閣僚級会談とこれを受けた17日の次官級の実務会談で、平昌五輪参加に合わせた北朝鮮の芸術団、代表団の派遣に合意した。

 1月25日に北朝鮮のアイスホッケー女子の選手団が来韓し、残りの選手団も2月1日に韓国のチャーター機で韓国入りした。芸術団の本隊は6日に貨客船「万景峰92号」で東海岸の墨湖港(江原道東海市)に到着した。

 残るは高官級代表団だけだ。北朝鮮は金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長を団長とする高官級代表団を9〜11日に派遣すると韓国に通知したが、具体的な顔触れや訪韓ルートなどは公表されていない。