2度の精巣ガン乗り越えたビルバオDFジェライが9ケ月ぶりの復帰! 「人生で最も幸せな瞬間」

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▽2度に渡る精巣ガンを乗り越えたアスレティック・ビルバオのスペイン人DFジェライ・アルバレスが4日に行われたジローナ戦で9ケ月ぶりの戦列復帰を果たした。同試合後、ジェライはスペイン『カデナ・セル』で喜びのコメントを残した。

▽ジェライは2016年12月に精巣ガンの摘出手術を受けて、一度は戦列に復帰しながらも、再発の疑いがあり昨年6月から化学療法での治療をスタートしていた。その後、同年9月に化学療法の治療が完了し、そこから復帰に向けた調整を続けていた。

▽そして、ジェライは4日に行われたリーガエスパニョーラ第22節のジローナ戦で先発フル出場し、9ケ月ぶりの戦列復帰を果たした。惜しくも試合は0-2の敗戦に終わったものの、ジェライは再びサッカーをできる喜びを噛みしめている。

「僕の人生において最も幸せな瞬間だった」

「日曜の試合(ジローナ戦)は僕にとってアスレティックでプレーした最後の試合から260日後の特別な試合だった。だから、個人的にデビュー戦を繰り返すような緊張感があったんだ」

「僕だけでなく家族にとっても厳しい時期を過ごしてきた。とくに、両親にとって22歳の息子が再びガンを患ったことを確認したのはとても恐ろしいことだったと思うよ」

▽また、ジェライは昨年7月に化学療法をスタートした際、治療の副作用で毛髪が抜ける自身を励ますため、全員が坊主になるなど支え続けてくれたチームメートへの感謝を口にしている。

「チームメートが頭を剃った姿をみたときは、本当に素晴らしい気分だったよ。厳しい時期を通して、彼らはいつも僕の支えになってくれたんだ」

▽2度に渡る精巣ガンを乗り越えて三度ピッチに舞い戻った不死鳥のようなジェライには、自身を支え続けてきた周囲の人たち、同じ病気を患う人たちのためにもピッチ上で躍動する姿を見せ続けてほしい。