大豆から豆腐や豆乳を作る際に残った搾りかすの「おから」ですが、このおから大部分が産業廃棄物として捨てられてしまうのだそうです。もったいないことですね。それでとてもリーズナブルな価格ともなっているのですね。栄養価が高く健康にとてもいいことはよく知られていますが、その他美容にもとてもいいのです。この経済的な食品を生活に取り入れてみませんか。

体内環境を整えるおからの美容効果に注目

美容の大敵はカラダの中に溜まる悪い物質になりますが、おからはデトックス効果がとても優れているのです。デトックスには腸内環境を整えることが一番良いわけですが、おからに含まれる食物繊維が排泄を促し、腸内環境を整えてくれるのです。他の食材と比べてもおからに含まれる食物繊維の量はかなり多いのです。

例えば不水溶性食物繊維はごぼうの約3倍、さつまいもの約5倍とされています。ちなみに不水溶性食物繊維は腸のぜんどう運動を活発にし、水分を吸収して便の量をふやすことで排泄を促す効果があります。水溶性食物繊維は便を柔らかくする働きがありますが、おからには両方が含まれているのです。

大豆オリゴ糖がおからに含まれていることを知っている人はあまり多くないのではないでしょうか。大豆オリゴ糖はビフィズス菌や乳酸菌の菌数を増やすことが分かっています。これはオリゴ糖が善玉菌の餌となるためです。便通の改善効果と腸内環境を整えるのにはとても優れた効果を発揮します。

アミノ酸の一種の大豆ペプチドも含まれています。大豆ペプチドには筋肉を増強する作用があると言われています。そのため筋肉を強化したい人の栄養にもおからがすぐれているのです。筋肉が増えれば基礎代謝が上がり、細胞の新陳代謝が活発になり肌荒れなどの予防や改善に大きな効果が期待できます。

大豆イソフラボンが含まれているので美肌効果が期待できます。イソフラボンの美肌効果は良く知られているところですが、これはイソフラボンが女性ホルモンひとつであるのエストロゲンとおなじようなはたらきをするからです。エストロゲンは美のホルモンとも言われ肌のハリや弾力を元であるコラーゲンを生成するはたらきがあるのです。

おからの注意点

ぱさぱさしているようで水分は意外に多く含まれています。そのため足が早いのが欠点です。買ってきたおからは賞味期限内で摂るようにしましょう。また水分や油分を良く吸うので調理の時に気をつける必要があります。サラダの上にのせてマヨネーズなどをかける場合は時に気を付けた方がいいですね。食べる量の目安としては日に50グラムほどがいいとされていますが、決まった目安は特にないものの摂り過ぎるとお腹を下す可能性があります。

お米やパン類の代わりに摂ってもそれほど違和感を感じない上に、水分を良く吸うので満腹感も得られます。糖質もかなり抑えられ、それにダイエット効果や健康効果が優れています。上で見てきたように美容効果にも大変優れているのがおからです。おからの専用レシピ本などもあるので、おからを上手に取り入れてみましょう。


writer:Masami