ニューヨーク市警察に現在導入されているWindows Phoneを段階的にiPhone7/7 Plusへと切り替える計画がスタートしたとNew York Daily Newsが伝えています。ニューヨーク市警には2014年に36,000台ものNokia製の端末(Lumia 640 XL、Lumia 830)が導入されましたが、わずか2年でiPhoneに変更されることになりました。

機種変更オプションを利用

ニューヨーク市警は今回の機種変更について、Windwos Phone導入時にAT&Tと結んだ2年後の機種変更オプションを利用したとしており、サポートの終了したWindows PhoneからiPhoneへの乗り換えに費用はかかっていないとしています。すでに1日に600台のiPhone7/7 Plusが順次導入されており、マンハッタン地区で導入が終わればブルックリン地区、クイーンズ地区へと導入エリアを広げていく予定となっています。

 

 

iPhoneの導入で従来の無線でのやりとりよりも迅速に情報が処理でき、また位置情報からパトロールエリアの危険性を伝えるなど、現場の警察官に対してより多くの情報を提供できるようになります。さらに専用アプリとの連携で警察無線よりも地域を区切った連絡が可能になり、犯人の追跡、逮捕の実績も既に残しています。

警察活動の「究極のツール」

実際にiPhoneを使った警察官は「パトロール隊員の究極のツール」と語り、iPhoneとアプリの連携の良さを語っています。実際の事件でも「指令センターからの指示が来た時には、既にiPhoneアプリのプッシュ通知を利用して、現場に到着している」と迅速な情報伝達を高く評価しています。

 

このような情報伝達の迅速化は数字にも現れており、進行中の重大犯罪に対する対応時間が14%短縮されたとニューヨーク市警の情報技術担当副委員長は述べています。今後、iPhone7/7 Plusの導入が進めば、さらに効率的な運用が可能になるはずで、iPhoneがニューヨーク市の犯罪捜査や防犯活動の効率化、さらには警察官の安全確保に大きな威力を発揮することになるでしょう。
 
 
Source:9to5Mac
Photo:New York Daily News
(KAZ)