平昌冬季五輪(9日開幕)に合わせて五輪開催地である韓国北東部の江原道・江陵とソウルで公演する北朝鮮の芸術団を乗せた貨客船「万景峰92号」が、同道東海市の墨湖港に到着した=6日、東海(聯合ニュース)
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【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は6日の定例会見で、平昌冬季五輪(9日開幕)に合わせ韓国で公演する北朝鮮芸術団を乗せた貨客船「万景峰92号」の国内入港を巡り、対北朝鮮制裁違反との指摘が出る可能性があることについて、「米国と緊密に協議している。今のところ、万景峰92号の入港に関して問題はないと理解している」と述べた。

 万景峰92号の韓国入港は、北朝鮮船舶の韓国海域航行を禁じる5・24措置(2010年3月の海軍哨戒艦撃沈事件を受け韓国が同年5月24日に実施した北朝鮮に対する制裁措置)に反するが、韓国政府は平昌五輪を成功させるための例外措置とした。

 先ごろ北朝鮮東部・馬息嶺スキー場で行った南北合同練習でも、北朝鮮入りした航空機が米国に入るのを180日間禁じる米独自制裁の例外として米国から認められ、韓国政府は北朝鮮の空港へチャーター機を飛ばした。

 魯氏は、こうした韓米の独自制裁の例外適用が対北朝鮮圧力を巡る連携に与える影響を問われると、「政府は北の平昌五輪参加について制裁に関する論争が起きないようにするという原則に基づき、必要に応じて米国をはじめとする国際社会と緊密に協議している」と答えた。

 また、五輪に合わせて来韓する米国のペンス副大統領と北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の会談を取り持つかどうかについて、「政府は北が速やかに核問題の平和的解決に向けた意味のある対話に復帰するよう、あらゆる外交努力を傾けており、今後もそのようにしていくつもりだ」と述べた。

 李氏は一方、ペンス氏が韓国で北朝鮮脱出住民(脱北者)に会うとされることについて、ペンス氏は韓国側との行事として文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談、五輪開会式への出席などを予定しているとした上で、同氏の単独のスケジュールは米国側が説明することだと述べた。