ワインは瓶に密閉されてしばらく放置され、熟成されることで美味しくなるお酒です。製造年こそ書いてあるものの、「賞味期限」の記載はありませんよね。事実、ワインには賞味期限はありません。ワインが腐ることは確かにありませんが、劣化は確実にしていきます。開封前・開封後のワインの劣化と保存方法について見ていきましょう。

ワインの飲みごろはワインによって違う

一口に「ワイン」と言っても、使われているブドウの品種や醸造方法によって品質は大きく変わります。実際に「白ワイン」や「赤ワイン」、「ロゼ」、「スパークリングワイン」など…ワインにはたくさんの種類がありますよね。基本的には白ワインは2年以内、赤ワインは3年以内に飲み干すのが、ワインをおいしく楽しむ基本です。ただし高級ワインになると、熟成させればさせるほどおいしくなります。「安いワインほど早く飲み干す」というルールを覚えておきましょう。また、炭酸の入っているスパークリングワインは特に、開封後早めに飲み干すのが一般的です。一度でも栓を抜いてしまえば、スパークリングワインの劣化は早く進んでしまいます。

ワインは腐らないけど劣化する

賞味期限のないワインには、「腐る」ということはありません。飲みごろを過ぎてから飲んでも身体害を与えるわけではないのですが…味は確実に劣っていきます。ワインの劣化は開封後、ワインが酸素に触れてからスタートしていきます。酸化したワインは劣化するごとに、味にコクがなくなったり酸っぱく感じるようになってしまいます。もしも家にあるワインが劣化してしまっているようなら、直接飲まずに料理酒として利用してみましょう。料理にワインを使うと、肉を柔らかくしたり、食材の臭みを消したりといった効果があります。ソース作りにも最適ですよ。

劣化を遅らせるワインの保存方法とは?

ワインは好きだけど、少しずつしか飲まない…そんな人は、保存方法に一工夫加えてワインの劣化を遅らせましょう。飲み残したワインを保存するときは、「ワインセーバー」と言う栓を使ってワインを保存するのがおすすめ。ワインセーバーを使うと開封済みの瓶でも真空状態にし、ワインを密閉空間で保存することができます。また、ワインの中身自体を他の密閉瓶に移し替える方法もあります。とにかくワインが酸素に触れないように、密閉状態を保つこと。これがワインの劣化を遅らせるポイントです。密閉したワインは冷蔵庫で保管してくださいね。


writer:さじや