1月31日、初の一般予算教書演説で少なくとも1兆5000億ドル(約164兆円)のインフラ投資を求めたトランプ大統領は、再三にわたり、国民やビジネスにとって橋梁が危険だと指摘している。写真はミズーリ州のセントルイス郊外にあるフィーフィー・クリークの橋。28日撮影(2018年 ロイター/Whitney Curtis)

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[ワシントン 31日 ロイター] - トランプ大統領は、30日に行った初の一般教書演説で、米国のインフラ劣化を問題視し、橋梁や道路に対する投資の増額を求めた。

 今後10年間で官民合わせて少なくとも1兆5000億ドル(約164兆円)のインフラ投資を求めたトランプ大統領は、「わが国の偉大な建築遺産を取り戻すことができる。輝かしい新たな道路、橋梁、幹線道路、鉄道、水路を国土の至るところに建設する」と演説した。

 トランプ大統領が掲げた計画の細部は曖昧であり、どのようなプロジェクトにどれだけの金額が投じられるかは明らかではない。だが他の政治家やロビイスト同様、トランプ大統領は再三にわたり、国民やビジネスにとって橋梁が危険だと指摘している。

 全国岩石砂礫(されき)協会から全米飲料協会に至るまで、さまざまな業界団体がインフラ投資拡大を要求している。

 だが、ロイターが全国の橋梁データを分析したところ、橋梁など道路インフラの安全性を巡る懸念は誇張されており、より深刻な別の問題に対する注意をそらしてしまいかねない。

 ●幹線道路にかかる橋梁の約9%が、昨年時点で構造的な問題を抱えていると考えられる。だが1日最低1万台の車両が通るような交通量の多い橋梁のうち、問題があるのはわずか4%。とはいっても、倒壊の危険が迫っているわけではなく、単に改修が必要だという程度だ。

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