2月9日(現地時間)にアメリカ、イギリス、オーストラリアで発売となるApple初のスマートスピーカー「HomePod」が、アメリカを除いて初回出荷分が完売したようです。HomePodは予約開始から1週間以上が経過しても初回出荷分が余っていただけにAppleは需要を読み違えたとも言われていましたが、それほど売れ行きが悪い訳ではなさそうです。

イギリス、オーストラリアで完売

2月6時点でHomePodの初回出荷分の完売が確認されたのはイギリスとオーストラリアのApple Online Storeです。オーストラリアでは2月12日配送、イギリスでは2月14日配送と表示されており、2月9日配送分は完売したことがわかります。ただしアメリカのApple Online Storeではまだ2月9日配送分が残っており、また完売した両国の配送もそれほど遅れる状況ではなく、深刻な品薄という状態ではありません。

 

 

予約分の販売状況から推測すると、HomePodは極端に売れ行きの悪い商品ではないものの、飛ぶように売れる商品でもなさそうです。HomePod購入予定者の多くはAppleファンだとする調査もあり、まずはAppleの新製品が好きなファン層に売れ、その後に一般層に売れるような商品になるのかもしれません。

問題は価格、用途

HomePodの予約が多くない原因として考えられるのがその価格です。349ドル(約3万8,000円)に設定された販売価格は他社のスマートスピーカーが2台から3台買える金額です。その価値がHomePodにあるかどうか、発売後の評判を確かめたいという人も多くいるのでしょう。

 

 

またHomePodは用途もそれほど広くなさそうです。HomePod単独で楽しめるコンテンツはAppleが提供するサービス(Apple MusicやPodcastなど)に限られています。スマートスピーカーとしてSiriで家電を操作すると言っても、対応製品を揃えている人はそれほど多くありません。こうした要素もHomePodの予約がそれほど多くない原因だと予想されています。
 
 
Source:9to5Mac
(KAZ)