自分に最適な投資ロボアドの見分け方

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 世界の金融の最先端とされる米ウォール街では、すでにAI(人工知能)がトレーダーやアナリストの職を奪い始めている。人間と違って機械は余計な感情や思い込みと無縁で、常に客観的で合理的な判断を下す。そんなAIによる運用や分析が、急速に普及し始めているのだ。日本でも最先端のAIとまではいかなくても、高度なアルゴリズムを用いたポートフォリオ(運用資産の組み合わせ)の提案がすでに行われている。それがロボットアドバイザーだ。今回は自分に最適な投資ロボアドの見分け方を大手ロボアド比較から探ってみた。

◆競合他社との差別化ポイントは? 各社でこだわるポイントは結構違う!

 同じロボットアドバイザーであっても、各社でこだわっている部分は意外と異なる。SBI証券が取り扱うウェルスナビはノーベル賞受賞理論に基づくアルゴリズムを用いた本格運用とシンプルな手数料設定が特筆すべきポイント。

 一方、同じくSBI証券が取り扱うTHEOは「自分の目標に関する簡単な質問をもとにポートフォリオを提案するのがこだわり」(「THEO」(テオ)のサービス運用会社である「お金のデザイン」取締役COO、北澤直氏)という。専門性をアピールしてもピンとこない投資初心者にもアプローチしようとしているわけだ。

 また、楽天証券の楽ラップがインデックスファンドを運用対象としているのは、ETFに為替ヘッジありのタイプがないためで、「ヘッジあり・なしの投信を組み合わせ、為替のリスクコントロールも行っている」(楽天証券広報部)と語る。

 一方、マネックス証券のマネラップ(MAV LIFE)は3つのタイプの資産運用コースを用意。ニーズに応じて、3つの運用を同時に進められる。助言型では、わずか2、3問の直感的な質問で投信の組み合わせが提案されるロボのぶくんの使い勝手のよさが印象的であった。

 ネットで各社の無料診断を試してみて、自分の投資スタイルに合った最強のロボットアドバイザーを選びたい。

取材・文/大西洋平
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