日本人ってコストパフォーマンスっていう言葉が大好き。吉祥寺は、ちょっとだけお高い店が多いけど、今回は、吉祥寺の「鬼コスパ」ランチにスポットライトを当ててみようと思う。「鬼コスパ」とは、鬼のようなコストパフォーマンスのことである。そ、それはやりすぎなんじゃね? そ、そこまでやらなくてもいいのでは、という……。

吉祥寺の「鬼コスパ」ランチの店はここだよ! の件

日本人ってコストパフォーマンスっていう言葉が大好きだよね。

吉祥寺では、連載第20回で紹介した階段ノ上ノ食堂のように、ちょっとお高いけど、価格に納得できる“新コスパ”っていうお店もある一方で、安くて美味しいっていうコストパフォーマンを提供する店も、もちろん人気。

でも今回は、吉祥寺の鬼コスパランチにスポットライトを当ててみようと思う。

鬼コスパとは、鬼のようなコストパフォーマンスのことである。

そ、それはやりすぎなんじゃね? 

そ、そこまでやらなくてもいいのでは……。

というような吉祥寺のランチを独断でご紹介だ。

イラスト/スタジヲワンツー

まず、吉祥寺レンガ館モール地下にある中華屋の『Y飯店』。

ここの日替わりランチは3種類あるんだけどね。

日替わり定食A 850円

日替わり定食B 750円

日替わり定食C 850円(A+Bのおかず2種類ハーフ&ハーフ)

そうなるとやっぱりCを頼みたくならない? 

すごいお得感あるし。

それで私は、木曜日の日替わり『豚肉の辛みそ炒め』+『鶏肉とジャガイモ炒め』の定食Cを頼んだわけよ。

ちょっと“炒め”がカブっていうのが気になってはいたが……。

そしたら、ハーフ&ハーフっていうけどさぁ、これ、むしろ量が2倍になってないか? みたいな分量がどーん! 

しかも点心と小さいおかずもつくから、とんでもない感じなのよ、これが。

で、それどころじゃないのが鬼コスパ。

平日のランチでは、なんとライス、スープ、麻婆豆腐が食べ放題なんですよ(なくなり次第終了)。

ライス、スープは、まだ理解できる。

しかし、麻婆豆腐って! 

麻婆豆腐って!? 

麻婆豆腐……。

私は、腹いっぱいすぎて、麻婆豆腐には到達できませんでした。

しかし、正しい鬼コスパランチの利用法を隣に座っていたおっさんから学びました。

おっさんは日替わり定食ではなく、中華麺2点セット(中華麺+餃子 or 半チャーハン)を頼んだのです。

ちなみに750円! 

そうです、白いご飯と麻婆豆腐は食べ放題。

そこで、麺を食べて、半チャーハン食べて、白いご飯と麻婆豆腐を足す! 

この戦略です! 

これがまさに鬼コスパ戦略! 

隣で敗北感から、がっくりと肩を落とすおっさん女子……。

そのとき、店にはカップルがいましたが、戦略が決まらず延々とメニューを吟味していました(笑)。

あんたたち! 

中華麺2点セットが正解よ!と教えてあげたかったよ……。

教えなかったけど。

次なる「鬼コスパ」店は、いろいろな『放題』が炸裂!!!

そして、もう1軒の鬼コスパの店は、第一ホテル裏のビルの2Fにある韓国料理の『O食堂』。

ちなみに連載第22回の『Y』と同じビルよ。

ここはチェーン店ですが、ランチが鬼ヤバです。

まずメイン料理は、ビビンパ、チゲ、ハンゲタン、コムタンなど一通りのメニューがあります。

ちなみにある日の私はキムチチゲをオーダー。

そしてここはですね、おかずが取り放題! 

なんとおかずは5〜6種類あるんですよ。

ナムル、サラダ、キムチ、チヂミなどなど。

韓国茶とコーヒーも飲み放題! 

もうね、おかず中心にメインメニューを組み立てないと自爆します。

バイキングで自爆しがちな人は、くれぐれも注意してほしい(それは私です)。

キムチチゲが来るまでの間、チヂミとナムルとレンコンのサラダを食べ過ぎました……。

そしてキムチがカブっちゃって、なんか損した気分だし。

そして、メインにつくライスもボリューミー……。

ここはメニュー選択の正解が、さっぱりわからない……。

ほかのお客さんも全員自爆していたように思うのは、私の負け惜しみでしょうか? 

ちなみに石焼ビビンパ頼むと、おかずと“まるかぶり”ね。

ユッケジャンが正解か?

いや、それでもかぶるのよ。

そして、いまだ正解が出せないまま、毎回必要以上に満腹になってしまって、なぜか後悔をするおっさん女子。

『O食堂』の鬼コスパランチに正解はないのかもしれない……。

とりあえず、とてつもなく腹いっぱいになる、それが正解なのか!?

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま〜に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。