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三菱自動車工業が3月に発売する新型SUV「エクリプス クロス」は、予約の受け付け開始から1カ月余りで3,000件超の受注を獲得した。発売は3月の予定だが、現時点では想定を上回る出足のようだ。ネットを使った新しい販売促進施策「NIGHT SHOWROOM」にも手応えを得ているらしい。

○グローバル販売は4,000台超

エクリプス クロスはクーペスタイルが印象的なコンパクトSUV。日本に三菱自動車の新車が登場するのは実に4年ぶりとなる。このクルマの商品性や試乗の印象などは、弊紙でも以前お伝えした通りだ。

三菱自動車の第3四半期決算に登壇した同社副社長・CFOの池谷光司氏によれば、エクリプス クロスは2017年10月の欧州向けから輸出を開始し、これまでに豪州、北米へと展開している。グローバルでの販売台数は2018年1月末時点で4,000台超。日本では2017年12月22日に予約注文の受け付けを開始し、1月末時点で予約数は3,000件を突破しているという。米国ではデザイン性が高い評価を受けているそうで、「シカゴアテネウム・グッドデザイン賞」というデザインアワードを受賞したとのこと。「今後は約80カ国への展開を進める計画で、さらなる販売の拡大を目指す」と池谷氏は意気込む。

○ネットのショールームに前例を作った三菱自動車

今回、三菱自動車ではネットを使った新しいクルマの販売促進施策である「NIGHT SHOWROOM」という取り組みを行った。これは東京都港区の芝にある三菱自動車の本社ショールームから、エクリプス クロスに関する情報発信をライブ配信で行うウェブ施策。2018年1月9日から夜間の時間帯に毎日2回の配信を行ったところ、1月末まででアクセス数(視聴数)は累計6万5,000件を超えたという。

では、このアクセス数は多いのか、少ないのか。三菱自動車広報は「新しい取り組みなので何とも言えない」とするが、池谷CFOは好評を得ていると手応えを口にしていたので、思っていたよりも多くのアクセスを獲得できたと認識しているのではないだろうか。ちなみに、ライブ配信にアクセスした人の中で、何人くらいが実際にクルマの試乗や予約という次のステップに進んだのかも聞いてみたのだが、それが分かるようなデータは示してもらえなかった。

実際のショールームは敷居が高いと感じていたり、日中に訪問する時間が作れないといったような人でも、ネットを通じて新車の細部を確認したり、技術者に質問を投げかけたりできるのが「NIGHT SHOWROOM」の特徴だ。三菱自動車によると、このような取り組みは自動車業界では珍しいそうだが、少なくとも同社では前例ができたわけなので、今後の新車でも同じような施策が登場するかもしれない。