パワポの最強フォントは、 「HGP創英角ゴシックUB」である

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優秀なエリートには共通点がある。彼らは「真面目に、我慢して、一生懸命」ではなく、「ラクして速く」をモットーに、効率よく結果を出し続けている。まじめさと仕事のパフォーマンスは比例しない。24年間で5万人以上のクビ切りを手伝い、その一方で、6000人を超えるリーダー・幹部社員を選出してきた松本利明氏の新刊、『「ラクして速い」が一番すごい』から、内容の一部を特別公開する(構成:中村明博)

パワポをきれいに見せる
フォントと色使い

 外資系コンサルタントは入社時に、「パワポ資料を美しく作るルール」を教わります。ルールを知ることで、誰でもラクして速く、そしてきれいな資料を作ることができるようになります。今回は特別に、フォントと色使いのテクニックを紹介します。

 パンチラ(パンチライン)など目立たせたいところは、明朝体ではなく目立つゴシック体を使いますが、標準で設定されているMSPゴシックは要注意です。太字にすると、プロジェクタとの相性によりレイアウトがズレやすく、さらに印刷時、フォントの性質上、同様の現象が起きることがあります。PC上と違う表示になるわけです。

■参考記事
プレゼンがうまい人は「パンチラ」がすごい

 パンチラなど、遠くからでもハッキリとメッセージをアピールしたいときは「HGP創英角ゴシックUB」をオススメします。同じポイント(大きさ)でも見え方がかなり違います。外資系コンサルタントの御用達フォントです。

 次に色使いのテクニックを紹介します。色には3属性があることを押さえてください。

• 色相:赤、青、黄色といった、色味の違い
• 明度:明るい色、暗い色といった色の明るさ
• 彩度:色の鮮やかさの度合い

 パワポの配色で注目するのは「色相」です。色相は円周上に並べてみると、どの色が反対色で、どの色が仲間の色かがわかります。色の3原色と呼ばれる赤、黄、青の3色。次にその中間色である橙、緑、紫の3色。

 これらを並べると、6等分された色相環になります。パワポできれいに配色するなら、4つのタイプを覚えておきましょう。

• 反対色:色相環図の反対側にある色(赤の反対色は緑)
• 類似色:色相環図の隣にある色(赤の類似色は紫と橙)
• 同系色:同じ色相に白や黒を混ぜ合わせた色
• 暖色、寒色:色相を大きく分けると暖色と寒色、その中間にある中性色に分けられる。暖色は暖かさや活気を生み、寒色はクールなイメージを生む

 これらをパワポで何色(なんしょく)使うのかで組み合わせるのです。

• 1色の場合:特に意識する必要なし。ただし、汚い色やチカチカする色(赤色)などは避ける
• 2色の場合:色相環上の反対色を使う。橙系と青系の組合せがオススメ
• 3色の場合:色相環上で正三角形を意識して使う。赤系、青系、黄系の3つがオススメ
• 4色の場合:反対色を2つ組み合わせて使う。橙系、青系、赤系、緑系の4色がオススメ

 それ以上の場合は色相環の全色相を偏りなく使うことになりますが、色が多すぎるとゴチャゴチャするので、多くても4色以内に抑えましょう。

■参考記事
「5万人のリストラ」から見えた万年平社員の共通点とは?

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