「長期投資が最もいい投資方法だ」と妄信してはいけない理由

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リスクとは「不確実性」なのか
それとも「損すること」なのか

 世の中には、「長期投資原理主義者」ともいうべき人たちがたくさんいる。長期投資が最もいい投資方法で長期投資さえしていればいい、という考え方である。

 長期投資に一定の効果があることはその通りだが、さりとて万能というわけではない。特に、「長期投資をすればリスクが小さくなるか」と言われると、必ずしもそういうわけではない。多くの人はその辺りを深く考えず、“長期投資礼賛”に陥っているように思える。

 そもそも、「長期投資でリスクが小さくなる」という場合の、この「リスク」というのは一体どういう意味なのだろうか。

「リスクとは、損するということではありません。投資した結果が、ブレることを言うのです。その点を間違えてはダメですよ」

 投資を始めたばかりの初心者の人は、セミナーなどで講師からよくこういう話を聞かされる。確かに、資産運用の理論において「リスク」とは不確実性、つまり「投資した結果がブレることである」と定義されている。

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