結婚に適した男は、30歳までに刈り取られる。

電車で見かけた素敵な男は大抵、左手薬指に指輪がついている。

会社内を見渡しても、将来有望な男は30歳までに結婚している。

そんな現実に気づいたのが、大手不動産会社勤務の奈々子・28歳。

同世代にはもう、結婚向きの男は残っていない。ならば…。

そうして「青田買い」に目覚めた奈々子は、幸せを掴むことができるのか…?

「青田買いのスゝメ」一挙に全話おさらい!



第1話:適齢期、結婚向きの男は大体売り切れ。28歳女の結婚への近道

「騒々しいわねえ。学生さんのお店かしら?」
「今度もっとうまい焼き鳥連れてってやるから。店選びも経験だしな」

行きたくもない飲み会の幹事を精一杯やったのに、必ず文句を言われる、この理不尽さ。

-ああ、もう!こんなことをしてる場合じゃない。私は次の異動までに、旦那を見つけなきゃいけないのに!

会社の「ある制度」によるリミットが刻々と近づいているこの頃、奈々子は結婚への焦りを募らせていた。

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第2話:結婚に必死な一般職。そう言ってる間に、良い男を取られる総合職女子

「青田買いっていうのは、将来有望な男を見極めて、市場価値が上がる前に付き合っておくこと。で、市場価値が上がり始めたら結婚するの。牧田くんも、奥さんは大学時代からの付き合いって言ってたじゃない?奥さん、青田買い成功だと思うわ」

奈々子が、返す言葉を探しながら目を丸くしていると、聡美はさらに続けた。

「35歳を過ぎると、いかにも青田買いって感じで周りからの視線も痛いだろうから、奈々子ちゃん、今すぐ動くべきよ」

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第3話:青田どころか荒野だった!?上司より高い酒を頼むトンデモ新入社員に止まらぬイライラ

「お、おはようございます。ほ、本日から配属になりました、平成29年入社の田中です」

新入社員らしい。緊張しているのか、運動会の後進のように、右手右足を同時に出してカクカク歩いてきた。

「なんでしょうか?」
「新聞が、あの今朝・・・あ、3面の・・・」
「は・・・?」

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第4話:年下男とのお会計問題、何が正解?止まらぬ妄想で頭を悩ませる女

「田中くん、パパッと何か食べに行く?」

奈々子が聞くと、田中が目をキラキラ輝かせながら「はい!」と答えた。そうして会社近くのチェーン店で定食を食べながら、奈々子は田中に質問した。

「田中くんって、なんで不動産会社に興味もったの?」

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第5話:恋心を利用する狡猾な男の罠。甘い言葉に騙される女と、巧みに操る男

「奈々子ちゃん、お疲れさま。これ、差し入れ」

中村が奈々子の耳元で囁き、チョコレートを置いた。奈々子は顔を上げ、恥ずかしさを隠しながら中村に会釈すると、二人の間に甘い時間が流れた。

「明日までには資料の作成も終わります。遅くなり申し訳ありません」

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第6話:「初めて♡」が嬉しいのは男だけじゃなかった。女も年下男に「初めて」を教えたい!?

昨夜のことを思い出そうとうしても、お酒を飲んでいる断片的な記憶しか浮かばない。かろうじてある記憶は、なぜか田中が泣いていたことくらいだ。

「ラーメンは後日になりましたので。あ、遅刻しないでくださいね。それでは」

奈々子が、ラーメン?と聞き返しているとブチっと電話が切れた。枕元の目覚まし時計に目をやると、始業1時間前。急いでシャワーを浴び、身支度をすませて会社に向かった。

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第7話:後輩男から聞かれた「クリスマスの予定」。これって業務連絡?それとも・・・

「えー、奈々子ってばそんなに枯れちゃって、大丈夫!?」

奈々子は、久しぶりに大学時代の友人・理沙と『リュファヴァー』で互いの近況報告をしていた。

大学時代から恋多き女だった理沙は、彼氏がコロコロ変わるためアップデートに時間がかかるが、奈々子の場合、「何もない」の一言で終わる。 それを「枯れた」と表現された所で、いちいち反論することさえ億劫だった。

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第8話:「たまには、本能で動いてみなよ」。悩む女を動かした、嫌いな男からのアドバイス

カフェラテを飲みながら、受注フォローの資料を読み込んでいると、すぐ近くで田中が女の子と楽しそうに笑いながら話しているのが見えた。新入社員だろうか。黒髪が大きな瞳を強調し、キュッと口角の上がった薄ピンク色の唇。紺色のスーツが似合う清楚な雰囲気の女の子だった。

女の子は時折メモを取りながら、田中の目をじっと見つめて大きく頷きながら話を聞いている。奈々子はその様子をコソコソ伺いながら、あれこれ邪推してしまう。

-今晩の先約って、もしかしてあの子・・・?

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第9話:甘えられるのは、年上よりも年下だった?甘えベタ女を変えた年下男のアプローチ

「ご飯でも食べに行きましょう。あ、その前に記念写真」

参拝客の邪魔にならないところまで移動し、田中がインカメラを向ける。田中はかなり不器用で、連写や地面の撮影を繰り返した。

見かねた奈々子がスマホを奪い、一発で撮影を成功させると、田中は手品でも見たかのような反応をして、奈々子は思わずプッと吹き出したのだった。

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第10話:年下男の成長に感じる喜び。リードする側だった女を驚かせた、彼の一言とは?

「岡田くん、ちょっと」

安藤部長に呼ばれ、奈々子に緊張が走る。入社6年目。いつ転勤の辞令が来てもおかしくないため、上司に名前を呼ばれる度に「いよいよか?」と奈々子はドキッとする。

とはいえ、これまで結局仕事の話ばかりで杞憂に終わっていたし、今日もそんなことだろうと思っていた。その矢先・・・。

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第11話:「結婚を意識したお付き合い」を望む母。年下彼との恋愛に立ちはだかる、親の壁

「ねえ、知り合いの息子さん・・・武史さんって言うんだけど。奈々子、一度会ってみない?」

久しぶりに静岡の実家に帰省した奈々子がソファで寛いでいると、母親が遠慮がちに切り出した。

-お、お見合い!?

突然の提案に混乱する奈々子を尻目に、母はいかに“武史さん”が好物件かを力説している。

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第12話:「この俺がクビ?」出世のためには手段を選ばない男がはまった、落とし穴

-まさか、田中が告発した?

そんな疑念が奈々子の脳裏をかすめる。正義感の強い田中のことだ。絶対にそんなことしないとも言い切れない。怒りを消化しきれず、真実を言ってしまったのだろうか。

もしそうだとしたら、奈々子も、田中も、中村からどんな仕返しをされるか分からない。奈々子は背筋をゾクッとさせながら、田中に緊急招集のLINEを送った。

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第13話:「僕の両親に会ってくれる?」プロポーズもないのに、そんな事を言う男の心理は?

「そうそう、実は来月、僕のいとこの結婚式があるんですが、二次会に一緒に来てもらいたいんです」

ある晴れた休日の昼下がり。奈々子と田中は映画を観に行く約束をしており、時間までに食事をすませようと『リストランテ・ジャニコロ・ジョウキ』を訪れていた。

大きな窓からたっぷりと日差しが差し込む明るい店内で、色彩豊かなメニューを見て奈々子が心躍らせている時、田中がさらりと先ほどの言葉を言ったのだ。

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