NTTドコモ北海道支社は5日、牧場での放牧牛管理にIoTサービスを活用する実証実験に成功したと発表した。

 牛を放牧している牧場では、放牧地から脱走した牛がいないかを確認するため、頭数を数える業務がある。同社はドコモのIoTサービス「ロケーションネット」を活用することで、この頭数管理の効率化を目指した。

放牧牛の番号札にBLEタグを取り付け

水飲み場に置いた検知器でカウント

アプリの利用イメージ

 実験は2017年10月25日〜11月17日に、JA摩周湖が運営する弟子屈町営牧場で行われた。放牧牛の番号札に専用のBluetooth Low Energy(BLE)タグを取り付け、放牧エリアの中にある水飲み場に検知器を設置。1日1回、牛が水飲み場に集まるタイミングで、アプリから頭数を数えられるようにした。

 同社はこの方法を活用することで、従来の目視による頭数管理の回数を削減し、業務の効率化につながるとしている。

 「ロケーションネット」は、ドコモが法人向けに提供するIoTサービスで、BLEタグとクラウド、スマートフォンアプリなどを活用したソリューションを提供するもの。見守りや物品管理など、用途に合わせたパッケージが用意されているほか、用途にあわせたカスタマイズも可能としている。