ホンダアクセスモータースポーツ部のS660

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2月4日(日)、富士スピードウェイにて軽自動車を用いた自動車レース「K4-GP FUJI7時間耐久レース」が行われ、カーナンバー777「TEAM-T弐号」が2年連続の総合優勝を飾った。

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「K4-GP」は、2月と8月の年2回行われる軽自動車で行う自動車耐久レース。一定の安全装備とライセンスの獲得、エントリーフィーを支払えば、誰も参加可能だ。他の自動車レースと異なり、自分の好きなカスタマイズを施した車両で参加ができ、現在販売中の車両はもちろん、販売終了した車両、普段乗っている車両から、エンジン以外はすべて制作し、まるでフォーミュラーカーのようなと車両までが登場。規定された燃料の中で、いかに効率よく走るかを競う。

参加するチームも、SUBARUのモータースポーツ関連会社であるスバル・テクニカル・インターナショナル(STI)や、Hondaの純正アクセサリーを手がけるホンダアクセスなど自動車関連メーカーから、自動車販社、大学の自動車部、友人同士による同好会までバラエティ豊か。ドライバーもプロから免許取り立ての初心者まで様々だ。軽自動車という手軽さと間口の広さが人気を博し、参加台数111台と、他の自動車レースとは比較にならないほどのエントリー数を誇る。

■ スタート前はまさかの降雪!昼前から快晴へ

朝8時頃から雪が降り始めた、この日の富士スピードウェイ。ピットレーンには雪が降り積もり、一面が銀世界に。そのためスタート時間が9時15分と15分ほどディレイしたものの、路面ヘビーウェットの中、セーフティーカー先導でのレースがスタート。雪が止んだ3週目にレースが開始。スタート直後はウェット路面ということもありスピンするマシンも数台見かけたが、各車共に順調に周回を重ねていく。1時間もすると、晴れ間が見え始め正午からは快晴の陽気。各車とも冬空の下、エキゾーストノートを高らかに響かせて1.5kmのメインストレートを駆け抜けていった。

戦略はチームによって様々だ。タイヤ交換するチームもあれば、無交換で進むチームも。ドライバーも4人以上は擁しており、定期的に後退していく。給油は富士スピードウェイ内のコースで行われ、どのチームも約1時間に1回のペースで行っていたようだ。

サーキット全体はとても和やかな雰囲気。チームによっては、昼食時にピット裏で鍋を作り仲間内で食べているなど和気あいあい。中にはドラム缶を改造し、タンドリーチキンやナンを作り、カレーと共に楽しむチームも。子連れの姿も多く、まるで河原でバーベキューをしているかのような、楽しい光景があちらこちらのパドックから見えた。

13時にマシンクラッシュによりセーフティーカーが入るものの、数週でレースは最下位。各車16時15分のチェッカーフラッグに向けて走り始めていく。しかし、残り30分ほどのところで、1コーナーで大きな事故が発生。またもやセーフティーカーが入ることになった。その中で、他チームがベストラップ2分21秒台のところ、TEAM-T弐号は2分15秒083と他を圧倒。結果、全車2周回以上の周回遅れとした151周を刻み栄光のチェッカーフラッグを受けた。

次回のK4-GPは8月13日(月)と14(火)、富士スピードウェイでの開催が予定されている。観戦はもちろんのこと、仲間内と気軽に楽しめるこのレース、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。(東京ウォーカー(全国版)・クリタタカシ)