選手村に設置された「停戦の壁」=5日、平昌(聯合ニュース)

写真拡大

【平昌聯合ニュース】韓国文化体育観光部と平昌冬季五輪組織委員会は5日、昨年11月に国連総会で採択された「平昌冬季五輪停戦決議」を支持し、今大会を朝鮮半島と世界の平和のための五輪とすることを誓う「平昌五輪停戦の壁」の除幕・署名式を行った。

 北東部・江原道の平昌選手村で行われたこの行事には、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長や都鍾煥(ト・ジョンファン)韓国文化体育観光部長官、李熙範(イ・ヒボム)組織委員会委員長のほか、北朝鮮の張雄(チャン・ウン)IOC委員も出席した。

 李委員長は「平昌冬季五輪・パラリンピックに参加する一人一人が五輪を契機に世界各地であつれきや紛争による壁を壊し、疎通、和解、和合、平和の橋を作っていく主人公になることを願う」とあいさつした。

 「平和の橋作り」と命名された平昌五輪停戦の壁は、高さ3メートル、幅6.5メートル。コンクリートの壁の一部が水平に曲がって橋になる形をしており、デザイナーのイ・ジェソク氏がデザインと製作を担当した。

 五輪停戦の壁は、五輪期間に人類が争いを止め、対話と和解を通じて平和を追求するという五輪停戦精神を具体化するため、2006年のトリノ冬季五輪から選手村に設置された。

 大会期間中は選手らのサインで飾られる停戦の壁は、閉会後には平昌オリンピックプラザと江陵オリンピックパークに展示され、五輪停戦精神をたたえる遺産として残される。