判決後、ソウル高裁を出る李氏=5日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国・朴槿恵(パク・クネ)前政権で起こった国政介入事件で朴前大統領と長年の知人、崔順実(チェ・スンシル)被告(49)への贈賄罪などに問われ、一審で懲役5年の実刑判決を受けたサムスングループ経営トップのサムスン電子副会長、李在鎔(イ・ジェヨン)被告らの控訴審判決公判が5日開かれた。ソウル高裁は地裁判決を破棄し、李被告に懲役2年6カ月、執行猶予4年(求刑・懲役12年)を言い渡した。昨年2月17日に逮捕された李氏は釈放された。

 一審で有罪となった韓国冬季スポーツ英才センターに支援金16億2800万ウォン(約1億7000万円)を送ったことと、財産国外逃避が二審で無罪になったことが減刑につながった。同センターは崔被告が実質支配していた。

 主な争点の一つだった崔被告の娘に対する乗馬支援は一審判決と同様、賄賂と認めた。ただ、馬の所有権を崔被告側に渡したとは認められず、馬の購入代金などは賄賂ではないと判断した。一審では馬の運送車両の購入代金は無罪とし、馬の購入代金約72億9000万ウォンは賄賂と判断していた。

 高裁は「サムスンの(経営権の)継承作業という包括的な懸案が存在していたとは認め難い」として、「継承作業のための黙示的な請託があったとはいえない」と説明した。

 一審ではサムスンが経営権の継承を円滑に進めるため、朴前大統領への黙示的な請託があったとして、韓国冬季スポーツ英才センターへの支援金などを賄賂と認定し、有罪としていた。