具志堅会長(右)の横でベルトを肩にガッツポーズする比嘉=那覇市のロジワールホテル那覇(撮影・出月俊成)

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 4日に故郷沖縄で37年ぶりに行われたボクシング世界戦を初回KOで圧勝したWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が一夜明けた5日、ロワジールホテル那覇で会見し、他団体王者との統一戦実現を熱望した。デビューから15戦連続KOとなった比嘉は、次戦で16連続KOの日本新記録達成を狙う。

 わずか152秒の圧勝となった試合の後はあいさつ回りなどで1時間しか寝ていないという王者。「1ラウンドしかやっていませんが、準備期間から考えるとすごく長く感じた。映像を見たらいい感じにいけた試合かなと自分では思う」と充実の沖縄凱旋を振り返った。

 今後については「フライ級では長くないと思っている。すぐにでも統一戦がやりたい」と他団体王者との統一戦を希望する。フライ級での減量が限界に近づいているため、早期の実現を望んだ。

 次戦では16連続KOの日本新記録がかかる。「しっかり狙う。そこができれば20とか上の目標ができるので。全部倒しにいくボクシングでやり遂げたい」。新記録樹立を誓った。

 比嘉は沖縄県立武道館で開催された2度目の防衛戦で同級9位のモイセス・フエンテス(メキシコ)に1回2分32秒KO勝ち。4度目の開催となる沖縄開催の世界戦で、日本選手として初めて勝ち名乗りを受けた。同時にデビュー戦から続く連続KO勝利を、元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏、牛若丸あきべぇ(現渡部あきのり)の持つ日本記録「15」まで伸ばした。