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 トヨタは2日、2017年における電動車の販売台数が152万台に到達し、過去最高を記録したと発表。昨年に比べて8%増加した。累計の販売台数は2016年までの995万台から1,147万台となり、そのCO2排出抑制効果は9,000万トン以上になると試算している。

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 電動車にはエンジンとモーターを備えたプラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車(HV)、電動モーターのみで走る電気自動車(EV)、水素を用いて発電する燃料電池車(FCV)がある。2017年に公表された、それら電動車の「グローバル販売台数を2030年に550万台以上」という目標に向けて着実に進んでいることを示した。

 なお、乗用車系電動車の2017年グローバル販売台数を個別にみると、「プリウス」が約22万台、「C-HR HV」が約19万台、「アクア(Prius c)」が約15万台、「ヴィッツHV(ヤリスHV)」が約13万台、「RAV4 HV」が約12万台となっている。

 トヨタによる電動車開発、普及の歴史は1997年、他社に先駆けて発売された「プリウス」に端を発する。当時の電動車販売台数は500台に届かなかったが、それが20年で150万台を超えるほどになった。

 その過程で2012年には「プリウスPHV」、2017年にはEVモードの走行距離を大幅に伸ばした2代目を発売。2014年の量産型FCV「MIRAI」の登場も世界に大きなインパクトを残した。同車は日本に続き、アメリカやヨーロッパ、カナダで販売され、中国やUAE、オーストラリアにおいては実証導入が進められている。

 トヨタは今後も電動車の開発を続けていく方針で、とりわけEVについては2020年以降、導入ペースを上げる見通しだ。最初は中国、そして日本やインド、アメリカ、ヨーロッパに順次導入していくという。