うれしいorイライラ? 同棲あるあると仲よく暮らす秘訣

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好きな人と一緒に住む同棲は楽しいこともいっぱいですが、実際にはそれだけではないですよね。生活習慣や価値観のちがいが見えてきて、ケンカになってしまうカップルも多いのではないでしょうか? 今回は同棲あるあるを「うれしいこと編」「イライラすること編」に分けてご紹介。また、仲よくするための秘訣も調査したので、ぜひチェックしてみてください。

■同棲あるある「うれしいこと編」

まずは、同棲ならではの「うれしいこと」を同棲経験のある男女に聞いてみました。

◇【男性の意見】

☆ごはんを作ってくれる

・「起きたら、朝ごはんを作ってくれていること」(33歳/学校・教育関連/その他)

・「ちゃんとしたご飯が食べられることがいい」(25歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

☆明るい家に帰れる

・「明かりのついている家に帰ってきたとき」(30歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)

・「帰ったら部屋の電気がついていて明るい」(39歳 /人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)

☆帰ってもひとりじゃない

・「帰ると相手がいてほっとする」(35歳/その他/その他)

・「帰ってくると人がいること。安心感があって寂しさがなくなる」(39歳/電機/営業職)

☆支え合える

・「お互いに支え合えることがうれうれしかったです」(39歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「自分が弱いところ、得意ではないところを補い合っていると感じたとき」(36歳/電力・ガス・石油/技術職)

☆寂しくない

・「ひとりだと夜に寂しさを感じるときがあるが、2人だと安心して寂しさを感じなくなる」(30歳/学校・教育関連/販売職・サービス系)

・「寂しいときにそばにいてくれる」(31歳/医療・福祉/専門職)

「家に帰ると明かりがついていて、ごはんが用意されていることがうれしい」という意見が多数でした。ほかにも「ただ一緒にいられるだけでいい」という意見も。なんだか心がほっこりしますね!

◇【女性の意見】

☆いつも一緒にいられる

・「いつも一緒にいるので、喜びや悲しみを分かち合える」(32歳/その他/事務系専門職)

・「いつも一緒にいられるので気持ち的に安心」(32歳/学校・教育関連/専門職)

☆家事をしてくれている

・「家に帰ったらご飯が用意されていたことや、家事がされていたこと」(25歳/医療・福祉/専門職)

・「仕事が遅くなり家に帰ると、食事もお風呂も準備がしてあること。特に冬は寒い家に帰って自分で一からやる気力がないのですごくうれしかった」(34歳/機械・精密機器/その他)

☆同じ家に帰れる

・「おでかけをしても、一緒のところに帰ってくることができるところ」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「出かけた帰りにバイバイをしなくていいところ」(31歳/自動車関連/事務系専門職)

☆帰ってもひとりじゃない

・「家で待っていてくれる人がいること、自分が待っていたら帰って来てくれる人がいること。特に疲れたとき、家に誰かがいてくれると安心する」(28歳/学校・教育関連/専門職)

・「その日あった出来事とかを話す相手が帰ったらいること。1日の終わりに話し相手がいると、とても安心する」(27歳/その他/事務系専門職)

☆忙しくても会える

・「お互い忙しくても家で会うことができる」(29歳/小売店/販売職・サービス系)

・「休みや時間が合わなくても、夜は一緒に眠れるので安心する」(34歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)

「いつも一緒にいられること」という意見が多数でした。シンプルだけど、これぞ同棲の喜びという感じですね。

■同棲あるある「イライラすること編」

反対に、同棲中にストレスを感じるのはどんな瞬間なのでしょうか? 同棲経験のある男女に話を聞いてみました。

◇【男性の意見】

☆ひとりの時間がなくなる

・「ひとりの時間を大切にしたいが、それは叶わないこと」(39歳/医療・福祉/専門職)

・「自由な時間が限られている。もっと自由がほしい」(34歳/医療・福祉/専門職)

☆生活リズムや習慣のズレ

・「テレビのチャンネル争いや、消灯時間のズレによる主張のし合い」(35歳/医療・福祉/営業職)

・「物を出しっぱなしにしたり、すぐに片付けなかったりするとき」(35歳/建設・土木/営業職)

☆相手の機嫌が悪いとき

・「帰って来て理由もわからず機嫌が悪かったとき。よく聞くと八つ当たりだった」(35歳/医薬品・化粧品/営業職)

・「仕事から帰って来てこっちも疲れているのに機嫌が悪いとき」(34歳/その他/技術職)

☆ケンカしたときに逃げ場がない

・「ケンカとかしたときに距離を置くことができない」(38歳/小売店/販売職・サービス系)

・「ケンカをして離れたい、顔も見たくないと思ったときに、離れられずイライラした」(30歳/医療・福祉/専門職)

☆睡眠時のストレス

・「ときどきいびきや寝相の悪さで起こされることがある」(31歳/建設・土木/技術職)

・「歯ぎしりがとてもうるさく寝つけない」(31歳/学校・教育関連/その他)

やっぱり一番多い意見は「ひとりの時間がなくなること」。ひとりになる時間も必要ということですね。また、「生活リズムや習慣のズレ」という意見も。こういうのは同棲しないとわからないことですよね。

◇【女性の意見】

☆家事の負担が不平等

・「共働きだったが、基本家事をしてくれない」(34歳/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)

・「片付けてくれないし、昼まで寝ている。料理や洗濯もまったくしない。してもらって当たり前のように思っている」(27歳/マスコミ・広告/販売職・サービス系)

☆ひとりの時間がなくなる

・「ひとりの時間がなかなか持てないこと。なんとなく人と関わりたくないときもいるのがストレス」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「ひとりの時間がほしいときがあるが、いつも一緒」(24歳/医療・福祉/専門職)

☆相手のだらしなさが目につくとき

・「洋服を脱ぎっぱなしで放置したり、ゴミをテーブルに置いたままにするなど、だらしない部分を何度注意しても直らずイライラした」(28歳/その他/販売職・サービス系)

・「生活がだらしない。金銭感覚がだらしない」(25歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

☆生活リズムや習慣のズレ

・「生活のリズムが合わず、眠っているときに起こされてイライラした」(30歳/医療・福祉/専門職)

・「トイレやお風呂の使い方のちがいでイライラする」(30歳/団体・公益法人・官公庁/その他)

☆相手に合わせないといけないとき

・「自分だけじゃなく相手のペースや時間に合わせないといけないところ」(28歳/医療・福祉/専門職)

・「休日でも生活リズムを合わせないといけない」(30歳/商社・卸/事務系専門職)

男性からはあまり出なかった「家事の負担が不平等」という意見が多数! 共働きだとしても、女性のほうが家事の負担が大きいというカップルは多いようです。切実な意見ですね。なんとかしたい!

■同棲生活を仲よく過ごすコツ

では、円満な同棲生活を送るにはどうしたらよいのでしょうか? ここでは、仲よく過ごすコツをご紹介します。

◇【男性の意見】

☆相手を尊重する

・「ルールは最小限にしてお互いを尊重すること」(35歳/学校・教育関連/その他)

・「お互いを束縛せずに尊敬し合うこと」(39歳/電機/技術職)

☆感謝の気持ちを伝える

・「お互い感謝の気持ちを毎日表すこと」(33歳/商社・卸/営業職)

・「あいさつやお礼をしっかりと直接伝えること」(34歳/自動車関連/営業職)

☆我慢も必要

・「嫌なことがあってもある程度のことは我慢」(36歳/小売店/販売職・サービス系)

・「思ったことをズバズバ言うのではなく、妥協すること。グッとこらえること」(36歳/電力・ガス・石油/技術職)

☆干渉しすぎない

・「お互いに干渉しすぎない。それぞれの時間を大切にする」(38歳/建設・土木/クリエイティブ職)

・「ほどよい距離感は保ったまま生活する」(39歳/その他/販売職・サービス系)

☆会話をする

・「相手のことを否定せず、積極的に会話をすることです」(35歳/自動車関連 /技術職)

・「些細なことでも会話をする」(30歳/情報・IT/技術職)

やっぱり相手を尊重して思いやることが一番。当たり前のことですが、距離が近くなればなるほど難しいのかもしれませんね。

◇【女性の意見】

☆相手を思いやる

・「相手を思いやる。過度な自己主張をしたり、あまり口うるさく言わない」(32歳/通信/その他)

・「自己中心的にならず、相手のことを思いやって生活すべき」(34歳/情報・IT/営業職)

☆言いたいことを言う

・「お互いを理解し合って、ある程度言いたいことを言う」(24歳/医療・福祉/専門職)

・「お互いの思っていることはなるべく言い合う」(31歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)

☆お互い自由な時間を持つ

・「お互い自分の自由な時間やスペースを作る」(23歳/機械・精密機器/事務系専門職)

・「自分ひとりの時間を取ること。同じ部屋の中でも、背中を向けて趣味に没頭するなど、プライベートな場所を確保することが大事だと思う」(34歳/機械・精密機器/その他)

☆協力し合う

・「毎日楽しく過ごせるようにお互いが協力し合っていけばいいと思います。一緒に買い物に行ったり、料理をしたり、何かを共有するのは大事」(27歳/マスコミ・広告/販売職・サービス系)

・「どちらかひとりに負担がかからないよう、お互いが協力し合って生活する」(28歳/その他/販売職・サービス系)

☆ルールを決めておく

・「住む前にお金のルール、家事のルール、その他諸々のルールを決める」(29歳/その他/販売職・サービス系)

・「できるほうがやるのではなく、家事役割・金銭管理を事前に決めておく」(30歳/医療・福祉/専門職)

女性の意見も男性の意見と同様、相手を思いやることが一番多い意見でした。ほかにも、家事の分担を事前に決めておくことが大切なようです。家事の負担が女性に偏りがちなので、しっかり握っておきましょう!

■「同棲あるあると仲よく暮らす秘訣」まとめ

一緒に共同生活を送るのはとても大変なこと。だけどその先は、ささやかだけどうれしいことがたくさんあるように感じました。同棲生活円満のコツを参考に、相手のことを思いやって感謝の気持ちを忘れずに接してみると、楽しい同棲生活が送れるはず。ぜひ実践してみてください!

(イシカワヒロミ)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日時:2017年12月27日〜12月29日
調査人数:394人(22〜39歳の男性)

調査日時:2017年12月27日〜12月29日
調査人数:379人(22〜34歳の女性)