高級ミニバン「アルファード」(トヨタ公式サイトより)

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 デンソーは夜間の認識性能を高めた普及型の画像センサーを開発した。トヨタ自動車が1月から導入を始めた第2世代の予防安全パッケージ「トヨタ・セーフティー・センス」に採用された。レンズを新たに開発して、撮像素子は高感度化した。従来品に比べ体積を約4割低減しているため、幅広い車種に載せやすい。

 トヨタが一部改良して発売した高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」に第1弾として搭載された。2017年10月にトヨタが全面改良した高級車ブランド「レクサス」の旗艦セダン「LS」にも供給しているミリ波レーダーとの組み合わせで、夜間の歩行者も認識が可能となり、緊急時の自動ブレーキなどを支援する。

 新型画像センサーはパターン認識の高精度化により、自転車や日米欧のさまざまな道路標識も認識する。