いいなと思う男性がいて、しかも左手の薬指に指輪をしていなかったら「この人独身?」と期待してしまいますよね。しかし、既婚でも結婚指輪をしない男性は一定数います。指輪をしないのは、浮気心の表れなのでしょうか? その理由を既婚男性に聞いてみました。

文・上岡史奈

指輪をなくしたから

「仕事柄洗い物をすることが多いので、仕事のときは外してポケットに入れるようにしていたら、いつの間にかなくしてしまいました。妻には怒られましたが買い直すのももったいないのでそのままに……」(30才/飲食関係)

「ダイエットして痩せたら指輪のサイズと合わなくなってしまい、ぶかぶかのまま着けていたら紛失してしまいました」(28才/マスコミ関係)

意外と多かったのが「結婚指輪をなくしてしまった」という理由。酔っ払って紛失してしまったという男性もいました。

アクセサリーを着けられない職種の方や、外す機会が頻繁にある方は失くしてしまう可能性も高いようですね……。

金属アレルギーだから

「指輪を着けると痒くなるんです。時計なども金具に反応して蕁麻疹が出ることがあるので、何も着けられなくて……」(23才/公務員)

「結婚するまでアクセサリーを着ける習慣がなかったので気づかなかったのですが、どうやら自分は金属アレルギーみたいです。せっかくお揃いで買った指輪も残念ながら、箱に眠っています」(25才/インテリア関係)

着けたいのに着けられない……金属アレルギーというどうしようもない理由があると何も言えませんね。結婚指輪をしていなかったとしても、他のアクセサリー、時計なども一切着けていない人は金属アレルギーの可能性があります。

やむを得ない事情なら仕方がありませんが、そうでないのに着けたくないという人はその理由が気になるところです。

あわよくば……という下心があるから

「合コンの人数合わせに呼ばれたときなんかは指輪は外していきます。一度着けたまま合コンに行ったとき、既婚と分かった瞬間に参加女性のテンション下がったのが分かったので。

でも、過去に浮気相手がいたときはちゃんと指輪してましたね。だって外して着け忘れたら妻に怪しまれるから」(33才/金融関係)

「既婚と分かってしまうと女性からモテないから。僕は美容師をしているのですが、好意をもって通ってきてくださる方もいるので」(27才/美容師)

「まだ落ち着きたくないというか……。心のどこかでまだまだ遊びたいという気持ちがあるのかもしれません」(28才/自動車輸入関係)

夫に毎日きちんと結婚指輪を着けさせることは、浮気防止という点で一定の効果があるようです。ただ、“指輪に対して女性がどんな印象を抱くか”をよく分かっている男性は、コッソリ外すこともあるようです。

指輪だけで既婚者かどうか判断せず、しっかり確認するようにしてくださいね。

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