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より自然な会話ができる。

日本電信電話(NTT)は、NTTグループが開発しているAI関連技術「corevo」の研究開発の一環として、雑談を通して対話し知識を伝える新感覚の対話AIを開発しました。

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これまでのAIは、人間が発した言葉に対して一問一答形式でした。たとえば「今日の天気は?」と質問すると「今日の渋谷区の天気は……」というような感じです。

また、これとは別にコミュニケーションに主眼を置いたAIも開発されています。こちらの場合は「寒いなー」なんて言うと「寒いですね、ストーブをつけてみてはどうでしょうか」といったような感じです。

これまで、この2つのAIは別々に開発されてきたため、雑談しながら質問に答えるといった対話がなかなかできませんでした。

そこでNTTは、複数のロボット連携による雑談制御技術を応用し、雑談と質問応答を連続的に行き来して対話の話題を自然に制御し、ユーザーに知識を伝える新感覚AIを実現しました。

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会話が止まりそうになったら、もう1台のロボットが別な質問を投げかけたり、AIがちょっとずれた返答をしても、もう1台のロボットが話題をうまく切り替えたりすることで、より自然な対話ができるようです。

人間の会話って、結構ファジーですからね。すぐ脱線したり、ギャグ入れたり、違う話題からまた戻ってきたりするから、決まった返事しかできないロボットでは柔軟な会話は難しいはず。それを2台のロボットを使うことで解決しようというのは、ナイスアイデアですよね。

この技術の実証実験を、2月1日(木)から28日(水)まで京都市動物園で実施しています。動物園というシチュエーションなら自然と話題が動物に集中するので、違和感のない対話が実現するんだそうですよ。

うーん、どんな風に会話できるのかな、興味深い。京都市動物園に行く機会があったら試してみてくださいね。


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Source: 日本電信電話

(三浦一紀)