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説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、『iPhoneもサーバになれるの?』という質問に答えます。

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コンピュータにおいて「サーバ」というと、さまざまなファイルをネットワークに公開する機能(ファイルサーバ)、WEBページを公開する機能(WEBサーバ)がよく知られた存在ですが、iPhoneでもアプリを用意すればそういった処理を行うことは可能です。実際、ファイルサーバやWEBサーバとしての機能を備えたサードパーティー製アプリはたくさんあります。

サーバとは、同じネットワークに接続されたコンピュータにファイルや各種データを提供するプログラムのことで、小規模で動作が軽いものからインターネット上で大がかりなシステムを構築し動作するものまで、さまざまな種類があります。WindowsやmacOSなど最近のパソコン用OSには、ファイルサーバ(ファイル共有機能)やプリントサーバ(プリンタ共有)など、多くのサーバ機能が標準装備されています。

iPhone/iOSにファイルサーバやプリントサーバの機能はありませんが、前述したとおりアプリを導入すればサーバとして動作することが可能になります。たとえば、パソコンや他のスマートフォンからWEBブラウザを使いiPhoneのアドレス(ex. 「192.168.12.10」や「myiPhone.local」)にアクセスできるようになるアプリは、WEBサーバとしての機能を備えているといえます。

ただし、本来サーバには「つねにネットワーク上へ機能を提供し続ける」ことが期待されます。一部のアプリしかバックグラウンド(アプリが画面を占有していない状態)での動作が許されないiOSの場合、サーバ機能を備えるアプリを利用したとしても、アプリの画面を閉じたりiPhoneがスリープ状態に入ったりすればアクセスできなくなります。この点を踏まえると、iPhoneを本格的なサーバとして使うことは難しく、そういった使いかたも想定されていないといえるでしょう。