両守護神が痛恨のミスも後半AT弾でシャルケに勝ち切ったブレーメンが6戦ぶりの白星《ブンデスリーガ》

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▽ブンデスリーガ第21節、シャルケvsブレーメンが3日に行われ、アウェイのブレーメンが2-1で勝利した。

▽チャンピオンズリーグ(CL)出場権争い中の3位シャルケと、残留争いの真っ只中にいる16位ブレーメンの一戦。試合は立ち上がりから行ったり来たりの主導権争いが続いていく。しかし、共にフィニッシュの場面で苦戦し、なかなか良い形でフィニッシュに持ち込めない。

▽しかし、20分過ぎにひとつのミスから試合が動く。24分、左サイドでパスを受けたコノプリャンカが中央に切り込みながら右足のミドルシュートを放つ。これに対してブレーメンGKパブレンカが正面で対応するが、何でもないこのシュートをキャッチできず、ボールがゴールネットを揺らした。

▽相手の信じがたいミスで先制に成功したシャルケだが、その後は相手の反撃を受ける状況が続く。相手が前がかりになったことで、幾度かカウンターチャンスを得るも、2トップと中盤のラインがなかなか繋がらない。それでも、DFナウドを中心とした守備陣が危なげなく相手の攻撃を抑え込み、1点リードで前半を終えた。

▽迎えた後半、先に動きを見せたのはシャルケ。ベンタレブに代えてゴレツカを投入し、積極的に追加点を狙う選択を行う。すると、この交代で攻撃に推進力と連動性が生まれたホームチームは立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。

▽49分にボックス内へ侵攻したゴレツカが続けてシュートを放つと、54分には左サイドに流れたディ・サントがクロスを匂わせてニアへのシュートを放つが、これは相手GKの好守に遭う。その後も再三の決定機を創出するが、ディ・サントやカリジウリが枠に飛ばせない。

▽一方、前半以上に攻め手がないブレーメンはヨハンソン、ユヌゾビッチと攻撃的な交代カードを切っていくと、相手の自滅に助けられて同点に追いつく。79分、ボックス手前でベルフォディルがDFナスタシッチに倒されてFKを獲得。このファウルで2枚目のカードをもらったナスタシッチが退場に。さらに、このFKをアウグスティンションが左足で狙うと、正面で対応したGKフェールマンがまさかのファンブル。ここからゴール前で混戦が生まれると、最後はクルーゼが無人のゴールに蹴り込んだ。

▽数的不利に加え、守護神のミスから追いつかれたシャルケだが、失点直後の83分には勝ち越しのチャンスを迎える。左サイドからカットインしたピアツァが右足の絶妙なコントロールシュートをファーに蹴り込むが、これは右ポストの内側を叩く。

▽すると、この絶好機を逸したシャルケは試合最終盤に悪夢を味わうことに。後半アディショナルタイム3分、ブレーメンはバイタルエリア中央のヨハンソンが浮き球のパスをゴール前に入れる。これに反応したマキシミリアン・エッゲシュタインが飛び出したGKより先にボールを突いた後に交錯。最後は無人のゴールへ向かうボールにDFより先に反応したユヌゾビッチが押し込み、劇的な逆転ゴールが生まれた。

▽互いに守護神のミスからスコアが動いた一戦は、劇的な形でホームチームを破ったブレーメンが6試合ぶりの白星を手にした。