白湯(さゆ)を飲むだけで健康や美容にいいとしたらこれほど簡単な方法はないですよね。副作用もなく、手軽でその上に実に経済的です。日本だけではなく昔から中国ヨーロッパ、インドなどでも健康のためにとられてきた方法のようです。近年はヨガをしている女性の間で定番の健康法の一つとなっています。体質が変わった、痩せた、肌が綺麗になったという声も多数です。

アーユルヴェーダにも記されている白湯の健康効果

白湯を飲むだけで健康や美容にいいということのルーツはインドの伝統医学アーユルヴェーダにあるようです。アーユルヴェーダでは自然界は「火」「水」「風」の三つの要素から成り立つとされていて、人間の身体もこの3つの要素で基本的には成り立っているとするわけです。水に火の熱が加わり気泡という風の性質も加わる白湯には、この3つの要素が融合していて、まさにバランスのとれた良い飲み物、と考えられるわけです。つまり、白湯と言っても電気ポットで沸かしたものではなく、お水をやかんに入れて、火にかけて、しっかり沸騰させて冷ましたものが、ここでいう「白湯」になります。

現代医学の観点からも白湯を飲むことの健康効果は優れている

白湯を飲むことで腸内の老廃物を出すはたらきを促す効果が期待でき、白湯の熱により胃腸のはたらきも活発になり基礎代謝も上がることで脂肪燃焼の効率が上がります。その他、内臓を温めることで血流がかなりよくなるとも言われます。内臓の温度が上がることで免疫力も高まるので、風邪をひいたときや体調がすぐれない時の飲み物は日本でも「白湯がいい」と昔から言われています。もちろんお薬を飲むときも白湯ですし、食事が喉を通らない時もまずは白湯からはじめるべきなのです。

白湯の正しい飲み方と間違った飲み方

白湯の作り方は水を沸騰させて自然に冷ますだけです。沸騰したお湯を水で割ってはいけません。熱すぎると逆に体に負担になるので注意が必要です。適度な温度としては50〜60℃くらいですが、体温より少し高めくらいでもいいでしょう。気をつけるべきポイントは飲みすぎること。白湯は体に吸収されやすくなり、飲みすぎるとむくみの原因となり腎臓への負担がかかることになってしまいますし、やたらトイレが近くなったら飲み過ぎのサインです。1日にコップ3〜4杯(700ml〜800ml)が適度のようです。ゆっくりすする様に飲むとより効果が大きいでしょう。

朝食前には白湯(さゆ)とレモンの合わせ技でさらに効果的に

程よく冷ました白湯にレモンの汁を数滴いれるとさらに効果的です。レモンは腸の動きを活発にする効果があるので食事の前のドリンクにぴったりです。胃腸が活発になるので、お通じにもとても良いのです。天然の蜂蜜を加えた蜂蜜レモンにしても良いですね。白湯の効果を感じたければ、作り方と飲み方は上記を守りましょう。電気ポットで作ったお湯に水を足したり、電子レンジで一杯分のお湯を作り飲んで、効果がないと言っている人が意外に多いのです。


writer:Masami