(写真:オイシックスドット大地の発表資料より)

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 食品通信販売のオイシックスドット大地は1月30日、同じく食品通信販売のらでぃっしゅぼーやを子会社化すると発表した。

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■「らでぃっしゅぼーや」の売上高推移

 「らでぃっしゅぼーや」の2018年2月期第3四半期の売上高は141億円、営業損失は5億3300万円だった。一方、2017年2月期の売上高は197億8600万円、営業利益1500万円。2月28日開催予定の臨時株主総会で、国枝俊成現社長が退任し、オイシックスドット大地社長の郄島宏平氏が、新社長に就任する予定だ。

 らでぃっしゅぼーやの株式を100%取得するオイシックスドット大地は、2000年の設立。有機・無添加食品を中心とした通信販売を行っている。2017年には有機野菜通販の草分け的存在である「大地を守る会」と経営統合し、現在の社名となった。

■「らでぃっしゅぼーや」のミールキットも継続

 オイシックスドット大地は、らでぃっしゅぼーやの親会社であるNTTドコモと共同事業について2017年秋から協議を重ねていた。今回、オイシックスドット大地とらでぃっしゅぼーやが持つ経営資源を集約し、顧客や生産農家情報、配送網を活かして、食に関する事業を拡大、新たな市場の創出を目指すことで合意。NTTドコモとは、ミールキットを中心としたEC事業において業務提携する。

 ところで、ミールキットとはどのような商品かというと、そのメニューに必要な材料がすべて揃った状態で届く食品セット。あとは調理するだけのため、10分で完成するというのが特徴だ。買い物も食材のカットも要らず、忙しい客層にとっては時短で手作り料理ができることが大きな魅力となっている。

■第三者割当による新株式の発行も

 オイシックスドット大地はまた、ドコモを割当予定先とする、第三者割当による新株式の発行も行う。新株発行で6億2,700万円を調達し、ドコモは3%の出資となる予定。調達資金は、ミールキットを中心としたEC事業の構築に充てる。内容はミールキットの注文システム、物流や生産関連の基幹システムの構築、製造のための工場などへの設備投資となる予定。この提携により、有機・無農薬野菜市場の更なる拡大が進むことが期待される。