【速報】錦織圭、復帰第2戦で早くも決勝進出！ストレートで準決勝制す[ATPチャレンジャーダラス／準決勝]

約5ヶ月ぶりの右手首故障から復帰を果たした錦織圭（日本／日清食品）が、復帰第2戦[ATPチャレンジャーダラス]準決勝に登場。世界ランク234位のジャン・ジェイソン（台湾）と対戦し、第1セットを6-4で先取。続く第2セットも6-4で連取してストレート勝ち。復帰第2戦で早くも決勝進出を決めた。

錦織は、復帰2戦目となる「ATPチャレンジャーダラス」1回戦でデニス・ノビコフ（アメリカ）にストレート勝ち（6-3、6-3）。2回戦では、マティアス・バッキンガー（ドイツ）にフルセットで勝利（4-6、6-4、6-4）。昨日の準々決勝ではドミニク・コプファー（ドイツ）相手に7-6(3),6-3のストレートで勝利して、4強入り。準決勝では、ストロークを主体とした丁寧なプレーに定評のある世界ランク234位ジャン・ジェイソン（台湾）と対戦した。

第1セットは、動きの悪い部分も見えた錦織だが、後半はストロークも安定して6-4で先取。

続く第2セットは、ジェイソンのサーブでスタート。しばらくは、お互いキープする展開が続く。錦織は試合を進める中で徐々にドロップショットを使い始めるなど、感覚を取り戻し、この日はサーブにもキレを見せた。

そして迎えた第7ゲーム、踏み込んだリターンが返るようになると相手にプレッシャーがかかって、錦織がこのセット初のブレークを記録。直後の第8ゲームも、押し切ってキープでリードを守る。

直後の第9ゲームはジェイソンがキープするが、錦織はそのままの流れで第10ゲームをキープ。錦織が6-4でストレート勝利を飾り、復帰2大会目にして、はやくも決勝進出を決めた。

決勝で錦織は、デニス・クドラ（アメリカ）とマッケンジー・マクドナルド（アメリカ）の対戦で勝利した方と戦う。

（テニスデイリー編集部）

※写真は「全仏オープン」（フランス・パリ）の2回戦でジェレミー・シャルディから2セットを連取した錦織圭
(Photo by Julian Finney/Getty Images)