【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は2日、青瓦台(大統領府)の報道官に進歩(革新)系大手紙・ハンギョレ新聞で社会部長や論説委員を務めた金宜謙(キム・ウィギョム)氏(54)を任命した。金氏は記者団に「気になることは大統領に熱心に尋ねる」と述べ、大統領を代弁する報道官としてまずは自身が文大統領の真意を十分に理解するよう努める姿勢を示した。

 金氏は同日、文大統領と昼食を共にした。その席で、金氏が「うるさいくらい」質問をすると伝えると、文大統領は「直接尋ね、答えを聞くのが一番いい方法だ。いつでも来なさい」と応じたという。金氏は前任の朴洙賢(パク・スヒョン)氏と同様、文大統領が主宰する全ての会議に出席する予定だ。

 金氏によると、文大統領は起用の理由について「盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で大統領をよく知らない人があるポストに就いて物議を醸したことがある」と語り、自身をよく知っているだろうという期待を抱いて任命したと話したという。金氏は盧武鉉政権時に記者として青瓦台に出入りし、当時、首席秘書官や大統領秘書室長を務めていた文大統領をそばで取材した。

 この日、報道官として初めて記者会見に臨んだ金氏は「緊張した」と感想を語った。

 前任の朴洙賢氏は6月に行われる統一地方選で忠清南道知事に立候補するため、同日付で辞任した。