NTT都市開発は1月30日、アジア最大規模であるシンガポールの不動産会社キャピタランドの子会社、アスコットと事業協力すると発表。日本でのサービスレジデンス事業において連携する。

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 サービスレジデンスとはホテルとマンションの機能を備えた宿泊施設。家具やキッチンが備え付けられた客室があり、フロントサービスやハウスキーピングサービスも提供される。グローバル化が進み、長期滞在する海外への出張者や旅行者のニーズが増加。日本においてもその需要は高まってきている。

 ホテル・リゾート事業の拡大を図るNTT都市開発と日本における事業拡大を目指すアスコットは、この機会に方針の一致を確認。共同開発や開発案件の情報共有などを実施する関係構築に向け協議してきたが、この度合意に至った。

 NTT都市開発はこれまで蓄積されてきた住宅やオフィス、ホテルなどに関する幅広い開発ノウハウを提供。アスコットはサービスレジデンスに関する運営ノウハウを活かし、互いの事業強化、発展のため手を貸し合う。

 協力の第一弾として、NTT都市開発が検討中の福岡市ならびに横浜市のサービスレジデンス開発案件、その運営委託先候補をアスコットとし、事業化を目指した協議を開始した。詳細については決まり次第、発表されるという。

 アスコットは北米および南米、アジア太平洋、欧州、中東、アフリカの世界30カ国以上で4万3,000室を超えるサービスレジデンスを運営している、業界をリードする企業の1つ。日本においても2017年3月、東京大手町にて「アスコット丸の内東京」を開業している。

 またその親会社、キャピタランドはシンガポールに本社を置くアジア最大規模の不動産会社だ。総合開発やショッピングモール、サービスレジデンス、オフィス、住宅、そして不動産投資信託及びファンドから成る莫大な資産を保有。シンガポールと中国市場を主としてインドネシアやベトナムでも市場を拡大し続けている。