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米Appleが2月1日(現地時間)に発表した2018年度第1四半期(2017年10月〜12月)決算は、売上高と1株利益が四半期で過去最高を記録した。iPhoneの販売台数が前年同期比1%減になるなど、主力製品の販売台数がアナリストの予測を下回ったものの、平均販売価格 (ASP)の上昇によってアナリストの予測を上回る売上高になった。

10〜12月期にAppleは「iPhone X」を11月3日に発売。12月初めに米国で個人間送金サービス「Apple Pay Cash」を開始、12月14日に「iMac Pro」を発売した。

10〜12月期の売上高は882億9300万ドルで、前年同期比13%増。純利益は200億6500万ドルで同12%増、希薄化調整後の1株利益は3.89ドル。アナリストの予想平均は売上高873億ドル、1株利益3.83ドルだった。以下は9月期の製品別の販売台数と売上高(増減は前年同期比)。「その他の製品」は、Apple TV、Apple Watch、Beats製品、iPod、Appleブランドのアクセサリなどを含む。

iPhone:販売台数7731万6000台(1%減)、売上高615億7600万(13%増)

iPad:販売台数1317万台(1%増)、売上高58億6200万ドル(6%増)

Mac:販売台数511万2000台(5%減)、売上高68億9500万ドル(5%減)

サービス:売上高84億7100万ドル(18%増)

その他の製品:売上高54億8900万ドル(36%増)

iPhoneのASPは796ドル。前期の618ドルから178ドル上昇した。これは999ドル (64GBモデル)/ 1149ドル (256GBモデル)の「iPhone X」の発売によるもの。決算発表直前にiPhone Xの販売ペースの減速が報じられたが、12月期決算の数字はアナリストの分析よりもiPhone Xが売れていたことを示す。

近年Appleの事業で最も伸びているサービスは売上高が前年同期比で18%増だったが、過去最高だった前期からわずかに減少した。サービスの成長にブレーキがかかり始めた可能性があり、2018年1月〜3月期決算の注目点の1つになる。

2018年1月〜3月期については、売上高600億〜620億ドル、38%〜38.5%の粗利益率と予測した。