31日、韓国メディアは、氷点下15度という過去最高クラスの寒波が襲来した韓国で、冬休み明けの女子中高生が「泣きべそをかいている」と報じた。写真はソウル。

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2018年1月31日、韓国・マネートゥデイは、氷点下15度という過去最高クラスの寒波が襲来した韓国で、冬休み明けの女子中高生が「寒さで泣きべそをかいている」と報じた。

韓国でも厳しい寒さの日が続いており、ソウル市内の女子高校に通う生徒から「ジャージのズボンで登校したいが禁止されている。氷点下15度の中で制服のスカートを着用することが学生らしいというのか」と訴えが出るほどだ。娘を持つ保護者の心情も同様で「スカートで震えながら登校する子どもを見るたびに心が痛む」との声が上がっている。

同紙が今月29〜30日にかけてソウルの麻浦区・中区一帯で、ソウル周辺に在学中の女子中学・高校生および保護者50人を対象に調査したところ、普段から制服のスカートとズボンを校則で許可しているケースは16人(32%)に過ぎなかった。制服のスカートを義務化しているケースが多く、悪天候の場合のみズボンを着用させている学校もあったという。そのため、記事では「制服自由化に向けた変化が起こっているが、いまだ多くの学校の女子生徒がスカートを着用しなければならない」と伝えている。

教師からは「大分変わってはきたが、生徒が規律を守る上で制服がある程度重要な役割を担っていると考える場合が多い」「それでも女子生徒は『スカート着用が学生らしい』とみる視線が多いからではないか」など「スカート着用」の価値を認める声が上がる一方で、「数年前から厳しい寒さの日にはズボン着用を許可している」と制服の自由化を掲げる声、「校則まで変えてしまうと自由になり過ぎる可能性があり心配」と懸念する声などさまざまな意見が出ているという。

こうした実態を受け、ソウル市教育庁民主市民教育課の関係者は「学校に強制することはできないが、学生の健康や人権を保護できるよう服装指導をしてほしいと案内している」とし、「まだ不十分なところがあるかもしれないが、大分変ってきていると思う」と話している。

韓国のネットユーザーからは「ズボンをはいたら何か問題になる?。それなら男子も先生もみんな冬にスカートを着用したら?。そうすれば寒さに気付く」「男だけど夏に長ズボンはつらい。制服に男子用の半ズボン、女子用の長ズボンを指定したらいいのでは。生徒のために画一化したシステムから飛び出すことを許可しようよ」「時代は変わったのだから、これからは服装を自由化して。夏は涼しく、冬は温かく」など規律に「待った」を掛ける声が相次いでいる。

また、氷点下15度の世界は想像以上に寒いようで「極寒の中で登校させること自体が人権弾圧」と訴えるユーザーが登場するも、別のユーザーから「それならカナダやロシア、北ヨーロッパは冬の間ずっと学校に行けないね」と反論されていた。(翻訳・編集/松村)