チェルシー行き拒否のゼコ、「ローマは僕の家族。これからもルピのユニフォームを喜んで着続ける」

写真拡大

▽今冬の移籍市場でチェルシー移籍濃厚と報じられながらも最終的にローマ残留を決めたボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ゼコ(31)が今冬の去就問題を振り返った。ボスニア・ヘルツェゴビナ『Klix』が伝えている。

▽今冬の移籍市場でストライカーの獲得を目指しているといわれたチェルシーは、そのメインターゲットとして昨季セリエA得点王のゼコをリストアップ。一時はゼコとブラジル人DFエメルソン・パルミエリ(23)のセットで、5000万ユーロ(約67億7000万円)+ボーナス1000万ユーロ(約13億5000万円)という条件でのクラブ間合意並びにゼコ本人との個人間合意も報じられていた。

▽しかし、最終的にゼコはチェルシー行きを固辞。これを受けて、チェルシーはエメルソンを単独で獲得し、新ストライカーにはアーセナルのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーを迎え入れることになった。

▽ゼコはチェルシーとの移籍交渉に関して、「交渉が行われたことは事実だよ。そして、僕がこの件に関して言える唯一にことだ」とコメント。実際に具体的な交渉が行われたことを認めた。

▽また、ゼコはチェルシーからのオファーを「光栄なこと」と語りつつも、「僕の家族」と評するローマへの愛情が残留を決断した理由だったことを明かした。

「今回のことに関しては嘘やおかしな主張も含めて多くの憶測が伝えられていたね。だけど、僕はチェルシーからの関心をとても光栄だと思っていたし、クラブに対する尊敬の気持ちも強かった」

「ここ数週間、自分がローマを離れるという、多くの話を聞いてきたけど、僕はまだここにいる。結局、僕はローマで幸せなんだ。ローマは僕の大事な家であり、自分の人生において忘れられないモノのひとつなんだ」

「僕はここに初めて来たときから信じがたい歓迎を受けてきた。僕は決してそのことを忘れられないし、僕とこの街は人生における最も幸せな瞬間のひとつとして、しっかりと結びついているんだ」

「ここでは最初の子供であり娘のウナ、その後に息子のダニが生まれ、初めて父親としての気持ちを感じることができたんだ」

「ローマはいま、僕の人生の一部だ。それはこれからもいつもね」

「これから自分たちの前にいくつもの美しい瞬間が訪れることを信じているんだ。同時にチーム一丸となって目標を達成していきたい」

「ローマは僕の家族なんだ。そして、これからもルピのユニフォームを喜んで着続けるよ」

▽魅力的なクラブと評したチェルシーからのオファーを断り、愛する“永遠の都”でのプレー継続を選択したゼコの心意気に、多くのロマニスタも心を打たれたに違いない。現在、リーグ戦6戦未勝利の泥沼に陥るチームだが、次節ヴェローナ戦では吹っ切れたエースストライカーが必ずやチームを勝利に導いてくれるはずだ。