31日、中国メディア・観察者網は、日本の報道を引用して、日本で著作者に無断で映像作品などに字幕を付けていた中国人男女5人が著作権法違反の疑いで逮捕されたと伝えた。資料写真。

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2018年1月31日、中国メディア・観察者網は、日本の報道を引用して、日本で著作者に無断で映像作品などに字幕を付けていた中国人男女5人が著作権法違反の疑いで逮捕されたと伝えた。

容疑者5人のうちの1人である24歳の中国人留学生の女を逮捕した京都府警によると、容疑者は「漢化組」と呼ばれる組織のメンバーとみられ、日本の漫画、ゲーム、アニメなどを中国語に翻訳してネット上で公開していた。容疑者らはネット上での募集に応じ、無償で翻訳活動を行っていたとみられる。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)などで作品のURLが告知されていた。

この事件について中国のネットユーザーの多くは、逮捕された中国人らを擁護する立場を示している。「漢化組はみんな良い人たちだよ」「漢化組も字幕組もみんな利益のためじゃなくボランティアなんだ」「彼らがいなくて、日本はどうやって文化を輸出できるっていうの?」「早く釈放してあげてほしい」といったコメントが並んだ。

一方で、「問題は、翻訳の権利を得ていない違法行為だということ」「これは、海賊版を撲滅するという意味だろう」「外国にいることをよく考えろ。そこは中国じゃないんだぞ」「翻訳をしたことよりも、違法アップリードに加担したことが犯罪」など、取り締まりに理解を示すユーザーも見られた。

一昨年に海賊版DVDなどに字幕を付ける「字幕組」のメンバーが逮捕された際も、メンバーらが「日本のコンテンツが好きで、多くの人に知ってほしい」という思いだけで無償で活動していたこともあり、ネット上では批判的な声だけでなく擁護の声も少なくなかった。(翻訳・編集/川尻)