平昌冬季五輪(9日開幕)の選手村がオープンした。氷上競技の会場がある江陵の選手村に掲げられた韓国(手前左)や北朝鮮などの国旗=1日、江陵(聯合ニュース)
(END)
【平昌聯合ニュース】9日開幕の平昌冬季五輪に出場する選手らが利用する韓国北東部・江原道の「平昌五輪選手村」と「江陵五輪選手村」が1日、オープンした。

 平昌選手村は15階建てのビル8棟からなり3894人を、江陵選手村は22〜25階建てのビル9棟からなり2902人をそれぞれ収容できる。どちらも2015年7月の着工から約2年5カ月を経て昨年12月に完成した。

 主に雪上競技の会場が平昌に、氷上競技の会場が江陵にあるため、会場との距離などを考慮し、雪上競技の選手は平昌選手村を、氷上競技の選手は江陵選手村を利用することになる。

 大会組織委員会は、さまざまな国籍の選手が快適にすごせるよう念入りに準備してきた。選手村は施設とサービスが充実している。

 無料で利用できる食堂は1日当たり1万5000人分の料理がバイキング形式で提供される。洋食やアジア料理はもちろん、江原道の郷土料理をはじめとする韓国料理、イスラム教の戒律に沿ったハラル食、菜食主義者のための特別メニューなど450種類のメニューが夜食を含め毎日4回テーブルに並ぶ。

 宗教センターにはキリスト教、仏教、イスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教の信者のための祈祷(きとう)室がある。このほかマッサージやゲームができるレクリエーションセンター、軽めの運動ができるフィットネスセンターもある。

 美容室やクリーニング店などがそろう選手村プラザは複合ショッピングモールを連想させる。選手村ポリクリニックでは韓方(韓国の伝統医学)の医師によるはり治療を受けることもできる。

 コンビニエンスストア、カフェ、郵便局、銀行、旅行会社もあり、選手村は「小さな都市」と言っても過言ではない。

 組織委員会は、五輪期間が韓国の旧正月(今年は2月16日)と重なるため、世界各国の選手に韓国の伝統文化を積極的にPRする予定だ。選手村に韓国の伝統衣装「韓服」を体験できる伝統文化体験館を設置するほか、韓流コンテンツを取り入れたイベントも開催するという。